フィレンツェのアルノ川左岸、
ヴェッキオ橋の2つ上流の橋の近くにあるのがサン・ニッコロ門。
ずっと閉鎖されていたのですが、
修復を終えて6月24日に初めて市民に公開されました。
7月1日から10月31日までは
悪天候の日をのぞいて毎日一般公開されますので、
フィレンツェにいらっしゃる予定の方は
ミケランジェロ広場に上るついでに足を運んでみてください。
開館時期:2011年7月1日から2011年10月31日
開館時間:16:00-20:00
入場料:3ユーロ
30分ごとにガイド(イタリア語/英語)つきで
15-20名の限定入場となります。
まるで塔のように見えるサン・ニッコロ門。
中世の時代、まだフィレンツェが城壁で囲まれていた頃、
フィレンツェへのアクセスは城壁の要にある
数カ所の門を通じてのみ行われていました。
こうした城壁と門は
元々は1200年代から1300年代に作られたものです。
サン・ニッコロ門は
アルノルフォ・ディ・カンビオの設計によるとされる城壁で、
それまで以上にフィレンツェの領域を広げた先の、
最も護りを必要とする地域を護る門&要塞の役割を果たしていました。
現在も残る他の門に比べると
サン・ニッコロ門は塔のように背が高いのですが、
当時はすべての門がこれくらいの高さで設計されていたのだそうです。
度重なる戦争などにより上層部が破損したり、
平和な時期に当主によって改築された結果、
他の門はどれも低くなっているのです。
そういう意味ではサン・ニッコロ門は
オリジナルの姿を残す貴重な歴史モニュメントでもあります。
階段は狭くてかなり急傾斜。
全部で160段。
途中階は何もないだだっ広い空間で
城壁についてやフィレンツェの都市計画などについての
パネル展示がいくつか置かれています。
途中からの眺め。
サン・ニッコロ地区。
緑の間を走るように残っているのはベルヴェデーレ要塞の城壁。
頂上到着。
頂上からミケランジェロ広場を臨む。
複製ダヴィデ像もちゃんと見えます。
絵はがきでも定番のフィレンツェ市街の眺め。
ミケランジェロ広場よりもちょっと低いのでより近くに感じられます。
その昔は敵が襲いかかってきたかもしれない、アルノ川上流。
門は建築構造上、この上流に向いている方はほとんど塞がれていて
市内に向いている方はアーチがつけられて開かれています。
下りの方がきついかもしれない階段。
転げ落ちている人は今のところいませんでしたが、
足下には十分お気をつけ下さい。
下界に到着。
ヴェッキオ橋の2つ上流の橋の近くにあるのがサン・ニッコロ門。
ずっと閉鎖されていたのですが、
修復を終えて6月24日に初めて市民に公開されました。
7月1日から10月31日までは
悪天候の日をのぞいて毎日一般公開されますので、
フィレンツェにいらっしゃる予定の方は
ミケランジェロ広場に上るついでに足を運んでみてください。
開館時期:2011年7月1日から2011年10月31日
開館時間:16:00-20:00
入場料:3ユーロ
30分ごとにガイド(イタリア語/英語)つきで
15-20名の限定入場となります。
まるで塔のように見えるサン・ニッコロ門。
中世の時代、まだフィレンツェが城壁で囲まれていた頃、
フィレンツェへのアクセスは城壁の要にある
数カ所の門を通じてのみ行われていました。
こうした城壁と門は
元々は1200年代から1300年代に作られたものです。
サン・ニッコロ門は
アルノルフォ・ディ・カンビオの設計によるとされる城壁で、
それまで以上にフィレンツェの領域を広げた先の、
最も護りを必要とする地域を護る門&要塞の役割を果たしていました。
現在も残る他の門に比べると
サン・ニッコロ門は塔のように背が高いのですが、
当時はすべての門がこれくらいの高さで設計されていたのだそうです。
度重なる戦争などにより上層部が破損したり、
平和な時期に当主によって改築された結果、
他の門はどれも低くなっているのです。
そういう意味ではサン・ニッコロ門は
オリジナルの姿を残す貴重な歴史モニュメントでもあります。
階段は狭くてかなり急傾斜。
全部で160段。
途中階は何もないだだっ広い空間で
城壁についてやフィレンツェの都市計画などについての
パネル展示がいくつか置かれています。
途中からの眺め。
サン・ニッコロ地区。
緑の間を走るように残っているのはベルヴェデーレ要塞の城壁。
頂上到着。
頂上からミケランジェロ広場を臨む。
複製ダヴィデ像もちゃんと見えます。
絵はがきでも定番のフィレンツェ市街の眺め。
ミケランジェロ広場よりもちょっと低いのでより近くに感じられます。
その昔は敵が襲いかかってきたかもしれない、アルノ川上流。
門は建築構造上、この上流に向いている方はほとんど塞がれていて
市内に向いている方はアーチがつけられて開かれています。
下りの方がきついかもしれない階段。
転げ落ちている人は今のところいませんでしたが、
足下には十分お気をつけ下さい。
下界に到着。