現在ミラノ大聖堂横のパラッツォ・レアレにて後期印象派を代表するフランスの画家「ポール・セザンヌ(Paul Cezanne 1839-1906)展」が開催されています。
印象派好きの日本人の間でとても人気の高いセザンヌですが、
今回の展示はパリの主要美術館をはじめ
世界中から集められた約40点に渡る油絵、水彩が展示されています。
入り口には初期の頃の作品である4人の女性を季節ごとに描いた「4季」が展示され、そこから始まってパリで過ごした印象派時期の活動、プロバンスの自然を描いた後期から晩年という具合に年代ごとに作品を観覧できるようになっています。
展示内はアトリエを再現したものやプロバンスの自然をプロジェクターで投影し、セザンヌが過ごした家の紹介映像などもあり、より一層セザンヌの魅力を体感できるようになっています。
これから寒くなってくるので暖かなセザンヌの色彩を堪能するのには良い季節になりそうです。
セザンヌ展「Cezanne」
会期:2012年2月26日まで
会場:Palazzo Reale, Piazza Duomo 12
開館時間:月14:30-19:30
火、水、金、日 9:30-19:30
木、土 9:30-22:30
入場料:9ユーロ
記事&写真提供:特派員 佐武辰之佑 こちらもチェック