ミラノの中心地にまた新しい美術館がオープンしました。
その名はガッレリア・デ・イタリア「GALLERIE D`ITALIA」。
美術館はスカラ座から歩いて1分ほどのマンゾーニ通りに面しています。
展示されている200点あまりの作品は1800年代から1900年代初期の近代美術となっています。
主にイタリア人画家、ロンバルディア絵画が展示の中心となっていますが、
他にも彫刻やモニュメントなども展示されています。
美術館は23部屋に分かれた2階展示室と2階展示室で構成されています。
展示されている作品の多くはミラノにある銀行や個人が所有していたものがほとんどであり、
これまであまり陽の目をみなかった素晴らしい作品ばかりです。
なかでもAndrea TavernierやEmilio Golaなど有名画家の作品は見逃せません。
当時のミラノの街の風景や大聖堂などを描いた絵画もあるので
そうした時代を感じてみるのにも良さそうです。
オープンしたばかりということもあって、今のところ入場無料です。
2012年5月ごろまでは無料の予定ですが、それ以後は入場料がかかってきます。
近代美術がお好きな方はぜひ足を運んでみてください。
GALLERIE D`ITALIA
住所:Via Manzoni 10
開館時間:火―日 9:30-19:30 金曜のみ22:30まで
閉館の一時間前まで入場可
月曜休館
Tel:800167619
記事&写真提供:特派員 佐武辰之佑 こちらもチェック