オープンしてからずっと気になっていながら、
なかなか赴く機会のなかったレストランにいってきたのでご紹介します。
こってこてのトスカーナ料理もいいのですが、
日本人には結構味付けが濃いので、
旅行中&滞在中に食べ続けると
結構胃腸が疲れてしまったりします。
そんなときにオススメのCuco。
厳選された素材を使った、イタリアンヌーヴェルキュイジーヌのお店です。
内装はホワイトとブルーグリーンを貴重にしたすっきりさわやかな印象で
ところどころにおいてあるアート作品もとてもセンスがよくて
小さいけれど、とても居心地のよい空間です。
オープンしたばっかりの頃はてっきりスープやさんだと思ってましたが、
ランチはサラダやパニーノなどの軽食、
ディナーは前菜からプリモ、セコンド、デザートまで色々選べます。
メニューは手書き。
イタリア語と英語の併記になっています。
お値段もかなりお手ごろだと思います。
この日はメニューが折り紙のかぶとのように折られてでてきました。
まず、アミューズ。
ハーブ入りのペコリーノチーズと
珍しいプラート産モルタデッラ。
モルタデッラというとボローニャあたりのものが有名ですが、
今回出てきたのはプラート産のもので、
スローフード協会に認定されている食材です。
ペコリーノチーズは癖があるので、苦手という方も多いですが、
ハーブの香りで臭みが消えてとても食べやすいタイプでした。
前菜とプリモの境目が微妙なプレートが多かったのですが、
そのなかから選んだのは
スカモルツァチーズと洋ナシの串焼き(8ユーロ)。
こくのあるバルサミコのソースがかかっています。
洋ナシの歯ごたえと柔らかなスカモルツァチーズのとろけ具合が
なんともいえないハーモニー。
チーズ好きな方にはオススメの一品。
洋ナシとチーズは本当に相性がいいので、
機会があれば是非食べてみてください。
セコンドはブロッコリーのタルト(12ユーロ)。
もう少し小さいサイズででてくるかと思ったら、
思わぬボリュームで、ちょっとびっくりしましたが、
素材の味がじっくり味わえるシンプルな味付けで
さらりと平らげました。
付け合せのグリル野菜も野菜のウマミが濃縮されている感じです。
残念ながら満腹すぎてデザートは食べられず、コーヒーのみ。
店内には日本へのお土産にもよさそうな食材も置いてあります。
ジャムやソースやワイン、オイル、お菓子など
ちょっとこだわりのある目線で選ばれている食材が少しずつ色々。
食事をしている間も、
こうした食材だけを購入に来るお客さんもちらほらいました。
食事を楽しむだけでなく、食材購入だけでも利用できるので、
覚えておくと便利かもしれません。
Cuco Cucina Contemporanea
Via Melarancio 4/r
Firenze
Hotel BaglioniのあるPiazza Unitaからメディチ礼拝堂に抜ける小路沿いにあります。
中央駅から歩いて4-5分のところです。
H.I.S.でよく利用いただいている各ホテルからも徒歩圏内で
なかなか便利な立地です。
お腹にやさしい料理を楽しみたいときには是非ご利用ください。
因みに、掲載したのはヴェジタリアンみたいなメニュー選択ですが、
お肉料理もあります。
この日のオススメのお肉料理は、
フィレンツェ風ビステッカに使われるキアーナ牛の種に属する
Calvana種の牛肉のタルタルでしたよ。
こだわりの素材のおいしいイタリアンをお楽しみください!!
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投稿: 食いしん坊 -2013年3月21日 (木) 14時58分
■昼食
フィレンツェでパスタ、ミラノでピザを食べました。美味しいかったです。でも、それぞれのお店で、注文もしていないのに固いパンが出て来ました。サービスでしたが、初めては間違いかな?と思いました。 -
投稿: his-rome -2013年3月21日 (木) 17時25分
■Re:昼食
>食いしん坊さんイタリアはCopertoという席料を取られますが、その席料の中にパンも含まれています。 -
投稿: 食いしん坊 -2013年3月22日 (金) 09時06分
■固いパン
返信ありがとうございます。席料ですか。何となく日本のお通し見たいですね。あの固いパン、イタリアの方は食べるのですか?一枚食べましたが、固いし、味もないし…。でも、またイタリアに行って、パスタ、ピザ、それ以外も食べたいです。 -
投稿: his-rome -2013年3月22日 (金) 09時27分
■Re:固いパン
>食いしん坊さん日本のパンのような柔らかいものもたまにありますが、特にトスカーナでは味のない固いパンが主流ですね。普通に食べますよ。