イタリアのブログですが、お隣の国ギリシャの紹介です。
今日はギリシャのモン・サン・ミッシェル(勝手にそう呼んでおります・・笑)、
世界遺産メテオラに行くツアーをご紹介します!
※モン・サン・ミッシェルはフランスにある、小島に浮かぶ修道院です。
平原の中に突如として現れる奇岩群
驚くべきポイントは、なななななんとその
奇岩群の頂上に修道院が建てられている事
14世紀~16世紀にかけ建てられた修道院は20以上。
こんな岩山の上に、どうやって建てたんでしょうか??
そして20世紀初頭まで、下界との行き来や物のやり取りはロープにつるされた滑車だけ、という、想像しただけで落ちそう・・・・いや、怖そうな手段しかなかったそうです。
現在でもその中の6つの修道院に修道士さん達が実際に暮らしていますが、今は階段や橋があって安全に(?)暮らされています。
さてそんなメテオラ。
個人で行くにはアテネからカランバカまでバスか列車で約5時間、そこからメテオラまではタクシー貸切という手段になるというのでちょっと大変・・・・。
ツアーだと世界遺産デルフィとセットになっていたので、今回は1泊2日のツアーに参加してきました。
1日目はアテネからデルフィを経由してカランバカへ。
世界遺産デルフィと聞いても、ピンときませんでしたが、
「アポロンの神託」ときいて、
「あ、世界史で聞いた事がある・・・」と思い出しました
ここで、この山間で、その昔「お告げ」におって国の重要事項が決定していたと思うと、なんだかやっぱり感動します!しかも紀元前に!!紀元前の日本を考えると、ギリシャの文明のすごさに驚きます。
その昔「世界のヘソ」と考えられていたデルフィの、これがヘソ。(石です)
大きなヘソです
一通りガイドさんから説明を聞いた後、しばしフリータイム。
この間に頑張って階段&坂をのぼり(スニーカー必須です)、見晴らしの良い場所でパチリ。
遺跡の奥に見える山の裾野も本当に綺麗でした。
そしてバスはカランバカへ。(途中何度か休憩があります。)
この日、天気は悪かったのですが、それでもバスの車窓から見える景色は素晴らしかったです!
20時過ぎにカランバカのホテルに着き、夕食を食べて早めに就寝。
2日目はお待ちかねの世界遺産メテオラ観光へ!
イタリア同様、急遽閉まってしまう修道院などもあるため、どの修道院に訪問するかは当日朝にガイドさんから発表!この日はメガロ・メテオロンとアギオス・ステファノスの2つを訪問しました。
こちらはアギオス・ステファノス。
修道院の後ろにカランバカの町が見え、これも素晴らしい景観です。
こちらはメガロ・メテオロン。
これ、下から上まで、岩に這うようにつくられた階段をもくもくと上ります・・・・。さすがに観光をあきらめて「私は行かずに待ってるわ」と言う方もいらっしゃいました
教会内はギリシャ正教という事で、キリスト教教会とは少しH違った雰囲気です。
そして修道院と修道院の間の移動途中にはこんな素晴らしい大パノラマも見られます!
午後、カランバカの街中で自由時間(この時に各自昼食)があり、その後一路アテネに帰ります。
今回は、一人だったので英語ツアーに参加しました。
英語が日常会話程度話せれば(聞き取りができれば)、集合場所・時間の確認はできるのでそれほど問題ないと思ったのですが、意外に困ったのが観光ガイド部分です。英語だとやはりわからない歴史単語が多く、せっかくガイド付きで来たのに半分ほどしかわからず・・・とほほほ・・でした。
本当に歴史を楽しみたいなら日本語ガイド付きがおすすめかもしれません。
そして乗り物酔いされる方・・・・必ず酔い止めをお持ちください・・・・。
バスは山間を走ります。つまりグネグネの道を走るのです・・・。思い出しただけでまた酔いそうです・・・。ぱっと周りを見たら、外国人のおじ様おば様達はみんなピンピンして・・・それどころかバス内でおおはしゃぎしていましたが・・・・。
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