ローマ・フィレンツェ・ベネチア・ミラノのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 イタリア観光ブログ

最近よく思うのは、「フィレンツェって国内旅行には便利な場所だなぁ」という事。（つまり裏を返すとイタリア発海外旅行には不便なのですが・・・）

列車に乗ったらローマへもミラノへも、ヴェネチアだって全部片道2時間以内。
さすが真ん中にあるだけあって、ここを基点にいろいろ日帰り旅行ができちゃいます。

イタリア旅行をご検討中の方には是非フィレンツェで長期滞在、
そこからいろいろな町に足をのばしていただきたいなぁ、と思う今日この頃。

さて、そんなフィレンツェからローカル列車で片道1時間。

映画「ライフイズビューティフル」（La vita è bella）の舞台にもなった

アレッツォを今日はご紹介します！

とにかく近いので、フィレンツェから夕方16時すぎの列車でふらりとアレッツォへ。

駅を出たら町の中心まで徒歩10分ほどです。

こんな道をてくてく歩いていきます。

こちらは道沿いにあったポストオフィス（だったと思います・・・）。
貫禄あります。

ちょっとした路地も素敵です。

中心地に行く途中にあるサンフランチェスコ教会。

ピエロ・デッラ・フランチェスカの「聖十字架伝説」というフレスコ画があり、アレッツォに行ったなら必ず入場しておきたい教会なのだそうです。

が、夕方ゆっくりフィレンツェを出発したので、最終入場の5分前に行ってしまい、チケットオフィスのお姉さんに「早く早く」と急き立てられながらも（彼女達が定時に仕事を終わりたいから。笑）、なんとか滑り込みで入場できました。皆様は余裕をもっておでかけください。

そしてそこから歩いてすぐの場所にあり、映画中でも何度か登場するグランデ広場。

この日は偶然にも、Giostra del saracino（サラセン人の馬上槍競技）という年に2回のイベントの日で、広場には土が盛られて夜に向けての準備中でした。

グランデ広場の近くの道を少しのぼって振り返るとこんな感じです。

イベント前という事もあって、人がたくさん。

そして坂をのぼりきってドゥオモへ。

他の町に比べると、若干外観の地味感は否めませんが、内部はステンドグラスも美しく、とても厳かな雰囲気で素晴らしかったです。

ドゥオモの裏からはこんな田園風景も。

あ～、もう一度映画見てからこればよかった～、

と反省していたら、イベントを盛り上げるパレードが。

太鼓やトランペットにあわせて、旗振り隊が色とりどりの旗をふってパフォーマンス。

残念ながらチケットをとっていなかったので、イベントは見られず・・・・。

仕方がないので晩御飯でも食べようかと思いたちふらふら歩いていたら

「キアナ牛のハンバーガー」というメニューを発見。

そのまま吸い込まれるようにレストランへ。

でかい。

このボリュームで12ユーロです。

3種のソースもでてきて、自分好みに味付けてがぶり・・・とできないくらい大きいので、ここはお上品にナイフとフォークで。

隣のイタリア人も上品にナイフとフォークで食べていましたが、ハンバーガーの本場から来たアメリカ人（だと思う）はがっつりかぶりついていました。さすが！

お店の外観はこんな感じ。


お店の名前・住所はこちら
RISTOBURGER

Via Crispi 10/12 AREZZO

この他にもキアナ牛のハンバーガーと書いているレストランをみかけましたが、希少価値のあるキアナ牛をフィレンツェよりも手軽に食べられるという事で人気もあるみたいです。すぐにお店も満席になっていました。

結局最後はグルメ話になってしまいましたが、これだけ満喫して、フィレンツェに帰りついたら夜22時。

夕方16時にでて22時帰りなので、6時間で気軽に行って帰ってこれる感じです。

イタリア旅行はフィレンツェを基点に！

是非いろいろな小さな街に足を延ばしてみてくださいね！

FIRENZE SETSU