皆様 チャオです
待望のサマータイムになり、お日様に会える時間は延びたのですが
なんだか肌寒く、うきうき度50%くらいのイタリアです。
日本はお花見で、うきうき度150%ですね
今回は、先日私の同僚リンダさんが、ブログに書いていた
有名な観光地を遠くから見てみたレポートで御座います。
日本のツアーでは近年すっかりお馴染みのこちら
チビタ ディ バーニョレッジョ
なにせ歴史は2500年前に先住民のエトルリア人によって造られた都市で、
貧弱な凝灰石の上に立っていて、支えている粘土質部分が年々侵食されているため、
街自体が崩れる危機に常にさらされています。
イタリアの美しい村にも選ばれている、
こんな素敵な街が無くなるなんて。
車で到着してしまうと、街の土台を外から見れないので(見る人も少ないが)
この街がどんなところにあるか興味のある方のために、
裏から御紹介いたします(相変わらずマニアック)
左上に建つのがチビタの街
右下にいるのが街を目座すトレッキング集団です。
約300年前の地震で周囲が陥没し、その後も雨風により浸食され続けており、
いずれはこの町も消えてしまうという危惧から、死にゆく街とまで呼ばれています。
粘土層って、近くで見ると綺麗なんです
街の反対側には、こんな景色が広がっております。
まるで イタリア版 グランドキャニオン
今回は、お隣の村 LUBRIANOからチビタ ディバーニョレッジョまで約10KM
山を降りたり登ったりしながら、この特殊な地形に立つ街を見てみました。
確かに街に入ってしまうと、すっかり観光地となり、
その滅びる姿を忘れそうになりますが、きわどい場所に立つ姿を土台からみると、
おおおという感じです
頑張ってる感 120%
街に入る前に1,5ユーロの拝観料ならぬ、拝村料を納めるのですが、
これがこの村を修復していくための基金になっているそうです。
死に行く村ではなく、美しい村として長生きしてもらいたい
きっと世界中からこの街を訪れる人たちは願っていると思います
頑張れチビタ
幸