先日、H.I.S. の特別企画、バチカン美術館貸切ツア-に参加してきました。
世界最小の国、バチカン市国に位置する世界最大級の美術館、バチカン美術館。
世界最大規模ということもあり、年間入場者数は約600万人。
前回バチカン美術館に入場したときは、新年早々ということもあり、美術館の中はすし詰め状態。
人に疲れてしまい、ゆっくりと美術品を見ることはできませんでした
ですが!!! 今回はH.I.S.のお客様だけでの貸切ツア-だったので、時間をかけてゆっくりと見ることができました。さらに日本語ガイド付きなので、個人では知りえないことも知ることができ、とてもいい経験となりました。本稿ではそんなバチカン美術館特別貸切ツア-の概要について簡単に書いていきたいと思います。
ツア-はまずバチカン美術館の出入り口の前でのガイドさんの説明から始まります。バチカン美術館の歴史や、画家についての詳しい説明を聞くことができます。
左の写真はバチカン美術館の出口。入り口は装飾のないドアなので入場の際は気をつけてください。
セキュリティチェックの後階段を上れば、
サンピエトロ大聖堂のド-ムを見ることができます。
通常時はいつも人がたくさんいてこんなに綺麗な写真を撮ることは難しいので私自身とても興奮しました
もう一つの有名なお庭も本当は入場できないのですが、警備員の手違いで入場できました。この庭も人がたくさんで、松ぼっくりや金色の球体を綺麗に撮ることは難しいのでとてもラッキ-でした。
バチカン美術館の中では、歴代のロ-マ法王が集めたたくさんのコレクションを、詳しいガイド付きで鑑賞することができます。
その中でも、両サイドに地図の書いてあるギャラリ-はとても素敵です。写真ではこの通路の綺麗さがあまり伝わらないので、是非訪れて感じてほしいです。
前回(左、通常時)
今回(右、貸切ツア-)
比べてみれば違いがわかると思うのですが、床が見える!
人が多いと両サイドの地図をじっくり見るなんて絶対できないのですが、今回は全ての地図・天井画を見ることができました。
この通路を抜けるとラファエロの間です。
当時のロ-マ皇帝はラファエロの他に2人の画家を雇って部屋に1人1つずつの絵を書かせる予定だったのですが、ラファエロが書いた絵を見て、他の2人の画家を解雇してラファエロに描かせたそうですよ。
この下の絵はとても有名ですが、誰が誰で、なんて覚えてないですよね。でもガイドさんが詳しく一人一人面白く解説してくれるので、私自身、あ、そうだ世界史で習ったな!と思いながら楽しく鑑賞することができました。
そしてこのラファエロの間を抜けると、、、
システィ-ナ礼拝堂。かの有名な最後の審判やアダムの創造といった絵をみることができるのですが、写真禁止の神聖な場所です。残念。
でもこれは是非実際に見ていただきたいです。
システィ-ナ礼拝堂はとても大きいのですが、壁と天井にびっしりとミケランジェロの絵を見ることができます。
アダムの創造と最後の審判が一番有名ですが、そのほかの絵もとても見ごたえのある作品で、ずっとこの空間にいて眺めていたいと思うほどでした。
システィ-ナ礼拝堂を出ると外が暗くなっており、サン・ピエトロ大聖堂のライトアップを見ることができました。
綺麗!
最後は目が回りそうな螺旋階段を下って、
バチカン美術館を後にします。
バチカン美術館貸切ツア-は約2時間ほどだったのですが、感覚としてとても早く感じました。
また、バチカン美術館を貸切で見ることなんてもう一生ない贅沢をすることができ、とても幸せな2時間でした
H.I.S.のバチカン美術館特別貸切ツア-は月に1回ほど行っているようなので、もうバチカン美術館を訪れたことのある方もない方も、もし機会があれば参加してみてください