芸術の街フィレンツェの美術館/博物館が開館し始めました。

                                                                                         

こじんまりした街に芸術品が溢れるフィレンツェ、長かったロックダウンが徐々に解除され、開館時間を縮小して美術館などが再開し始めました。

                                             

 メディチ家、ハプスブルク家、サヴォイア家などトスカーナ大公国やイタリア王国の統治者たちが住んだ宮殿、ピッティ宮殿内のパラティーナ美術館を再オープン後見学してきました。

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ピッティ宮殿正面右手のチケット売り場にてチケットを購入してしてから正面の入り口から入ります。

(ピッティ宮殿開館時間 8:30〜13:30 ※2020年6月4日時点での情報です)

入り口では最新の体温測定器が導入され、人が通過すると体温が測れる様になっています。

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 訪れる人たちを圧倒する様な豪華絢爛な内装は、数々の芸術家たちのパトロンとして知られていたメディチ家やハプスブルク家の歴史を反映するかの様です。

 再オープンして間もないピッティ宮殿は見学者も少なくひっそりとしていて、ゆっくりと落ち着いて見学することができました。

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 「小椅子の聖母」などラファエロの傑作の他、ティッツァーノやカラヴァッジョなどの作品が壁を覆う様にかけられています。

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「イリアデの間」の天井には壮大な「ゼウスが統括する神々の集い」がフレスコ画で描かれています。(右下)

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 怪しい魅力と力強さを感じさせるこの作品はお気に入りの女流画家アルテミシア・ジェンティリスキの作品「ユディトとホロフェルネス」

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 絵画、内装、調度品、絨毯、窓の景色まで全てここに住む統治者たちのために計算されて作られた空間になっています。

                                            

 当時はこんな芸術品に囲まれてお茶したり、仕事したりしてたのかもしれませんが、「素敵」と思う反面、小市民的には「やっぱり落ち着かない。。。」が本音ですねcoldsweats01

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