11月1日催行の『行った気になる観光セミナー~バチカン美術館をオンライン体験!』で、ツアー中にご参加のお客様よりラファエロの遺産は誰が相続したのか、とのご質問をいただきました。
その時にお答えできませんでしたので、こちらのブログでお答えしたいと思います!
ラファエロの自画像
イケメンで恋多き男性だったと言われています。
ラファエロ・サンティ作 「自画像」1504-06/パラティーナ美術館
ラファエロは37歳という若さで亡くなりましたが、引く手あまたの大人気の芸術家でしたので大変な資産を残したのではないか、と考えられます。
恋多き男性でしたが、結局結婚はしておらず子孫のいなかったラファエロは弟子を遺産相続人にしたようです。
さらに自分のお墓をパンテオンに作るための費用、お墓で毎週一回ミサを行うための資金等を残したらしいです。
亡くなる前に上記の事項を遺書に残したらしいですが、その遺書は失われています。
未だに少し謎が残っているようですね。
僅か37歳という若さで亡くなったのにも関わらず、素晴らしい多くの作品を残しています。
是非、いつかラファエロの作品を見にイタリアにお越しくださいね
ラファエロが眠るパンテオン
ラファエロの代表作『アテネの学堂』
ラファエロ・サンティ作 「アテネの学堂」1509年 – 1510年/バチカン博物館
ラファエロ・サンティ作 「大公の聖母」1505年-1506年/パラティーナ美術館