ニューデリーとオールドデリーのちょうど境目
そこにあるKotla Firoz Shah
1354年に作られたかつての宮殿の遺跡

外国人入場料金は100ルピー(約200円)
入口は質素ですが
中は広く

時代が過去へ過去へとさかのぼる空間
アショカ時代の鉄柱と

ピラミッド型の建築物
デリーがどんなに発展しようとも

遺跡の中だけは時が止まったまま
今でも使われているモスクでは

中に入るのを躊躇っていると
「こっちに来て座りなさい」

とオヤジたちが声をかけてくれました
「悲しいときや辛いときは
まずは落ち着いて祈ることじゃよ」
イスラム教徒の人々の静かさと優しさ

イスラム教徒ではなくとも 祈る対象が違えども
目を閉じて 日本を想い 祈りました
日本の被災者の方にも祈ってくれたこの青年
遥か遠くインドから この祈りが届きますように
HISデリー支店 古賀
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投稿: たくろ -2011年3月18日 (金) 09時27分
■いつも
文章と写真をありがとうございます。特に心に響きました。私は祈ることしか出来ない者のひとり。気に病むことしか出来ない。こんな風に写真と文章に表現してくださる方があるのはありがたいです。 -
投稿: his-delhi -2011年3月21日 (月) 09時12分
■無題
たくろさんインドでも毎日新聞で日本の記事が出ています。それゆえ、インド人も日本のことを気にしていて、会う人々いろいろな方に声をかけてもらっています。彼らの声や彼らの気持ちを、これからもお届けしていきます。