テーマ： インドの日常
デリー
実は、ここ数年は牛の少ないデリー。
（牛による交通渋滞緩和のため）
ですが、今日も我が家の前には堂々たる風貌の牛が歩いていました。
インドでは神様扱いの聖なる牝牛様。
艶々と輝いて、どっしり構えた風貌はさすがです。
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以前インド人の知人に聞いたのですが、
インドでは朝一番のパンを犬に与え、
一日の最後のチャパティ（薄焼きパン）を牛に与える。
と聞いたことがあります。犬と牛、どっちが朝だったか記憶が曖昧ですが．．．
じっさいにグルガオンの住宅地では、毎朝男の子が各家庭をまわって、
牛に与えるためのチャパティを回収していました。
区画整備で牛が入れない住宅街が多いので、代わりに牛のいる場所までチャパティを届けるビジネスをしているそうです。
さり気なく人々がそんなことをしているなんて、こちらから聞くまで知りませんでした。
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私も、牛や犬を見かけたときのためにビスケットを持ち歩いています。
ところが牛さん、葉っぱや生ゴミの方が好きみたいで食べてもらえず．．．
牛様、チャイはお好きみたいです。
これは私が飲みたかったのですが．．．（本音）
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シバ神の乗り物として神聖に扱われている牝牛ですが、
インドでは古くから人々の生活にとって欠かせない存在でした。
ミルクやチーズはもちろん。
さらに大切な．．．牛の糞！！！
インド中で見かける光景。
牛の糞を集めて、藁などとミックスして、壁に貼って乾燥させます。
牛の糞ケーキ！！
ツアー中でも、あちこちで見かけますよ。
燃料として使ったり、家を建てる時の材料としても欠かせません。
もちろん現代でも。
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薬剤としての効果も昔から認められています．．．。
あまり追求したくありませんが。
もしかしたら、アユールヴェーダ（インド医学）の服用薬に知らずに入っていることもあります。知らぬが仏。
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そして、牛の糞で調理した料理もあります。
小麦粉団子を牛の糞で包んで焼くそうです。
こちらは未体験なので写真はありませんが、まだ食べる勇気はありません。
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極めつけは、牛の尿飲料！！！
商品化されたとか、どうとか。
とても神聖なものなのだそうですが、まだ見かけたことはありません。
見かけても、レポート出来るか自信はありません。
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どれだけインドの人が、牛を神聖な存在だと思っているのかは伝わりました。
交通渋滞で迷惑そうな顔をしていても、牛は神様です。
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nagai
