2008.07.07

imp2


ブログ読者の皆さんこんばんは!!

今夜のブログナビゲーターは久々の登場 

impresso 添乗員 細野真由美です。



今回ブログにてご紹介させて頂くのは、

アラブ世界の西はじのモロッコ王国の旅

エキゾチックモロッコ9日間    です。

モロッコはアラブの国ですが、人口の半数以上をベルベル人と呼ばれる先住民族が占める、共和国が多いアラブの国の中では少数派の王様が統治する王国なのです。

雄大なアトラス山脈の景色、のんびりした心優しい人々の住むワルザザート、千年以上昔から続く旧市街の佇まいのフェズ、毎日がお祭りのマラケシュ、壮大なスケールの砂漠のメルズーカ、国王は若くてイケメンだし、料理だって美味しい、数々の魅力に加えて女性だったらハマらずに居られない可愛い雑貨たち・・・

「モロッコは遠いから・・・」なんて思っている方、

是非1度モロッコに訪れてください、

「遠くてもまた絶対行こう」って思われることを、

16年前からモロッコの魅力に魅せられている私が保証させて頂きます!

ではでは、そんなモロッコを愛する、モロッコは第二の故郷、

半分モロッコ人と公言している私が思い入れたっぷりに、

最近行きましたモロッコツアーのご報告をさせていただきます。

6月のモロッコは初夏、火炎樹が咲き始め、

ハイビスカス、ブーゲンビリアが花盛り、

大地は赤く、本当にモロッコらしい季節を迎えます。



1日目

中東の翼、お馴染みカタール航空にて羽田空港から関西空港経由、

ドーハに向かいます。

カタール空港の夜便は機内食が深夜になるので、国内線で軽くお食事しておくのがオススメです。

さぁ、今日はなんの映画にしようかなぁ~?



2日目

早朝にドーハに到着し、乗り継ぎ便にてモロッコはカサブランカに向かいます。

乗り継ぎは約3時間となんだか長いような気がしますが、

実際空港ターミナルの滞在時間は2時間弱です。

なにしろドーハからカサブランカまでがまた長い飛行時間ですので、

ちょっと地上で足を伸ばすのに丁度よい休憩時間になりますよ。

ドーハを飛び立ち、トリポリを経由し、

カサブランカの空の玄関モハメッド5世空港には15時40分に到着しました。

空港の名前のモハメッド5世とは、モロッコがフランスの保護領から

独立自治の道を進んだときのアラウィト王朝の王様のお名前、

現国王のおじいさまの名前が付けられています。

昨年リニューアルされた空港はまだ旧ターミナルの一部を使っていますが、ピカピカです。

そして私は実は時々迷っています(笑)

入国審査を終えて空港の外に出ると懐かしいモロッコの匂い~~

お出迎えのガイドさんも顔馴染みのタンジェ出身のMRダンディ。

モロッコ人というより、スペイン人?って雰囲気の素敵なおじさまです。

空港からツアーのバスに乗り込み、

新しく開通した高速道路を使い古都フェズへは約4時間~4時間半の道のりです。

車窓にはカサブランカ~ラバト間でちらちら見える大西洋の景色、

メクネス付近の丘綾地帯の景色、時々羊を連れた羊飼い、

そして車窓に美しい夜景が見えてきたらもうじきフェズに到着です。

この日はフェズに宿泊、

お夕食のお供にはメクネス産のワイン

”ゲルンワンルージュ”など、いかがでしょうか?

チュニジア同様モロッコワインもオススメですよ。



3日目

朝ホテルをバスで出発、メクネス郊外の

ヴォルビリスの遺跡を見学します。

チュニジアのブログに書きましたが、

【こちらをクリック!チュニジアブログへ☆】

アフリカにおけるローマの遺跡ではモロッコはチュニジアにもリビアにも

アルジェリアにも、正直言って全然敵いません。

見学可能な遺跡だってこのヴォルビリス1つだけ・・・

でも1ヴォルビリスが他国のローマ遺跡に勝てる点がひとつだけあります。

それは本物のモザイクがそのまま保存されているという点。

一番モザイクの技術が優れていたと言われる1世紀~2世紀の

モザイク雨ざらしになっても、

そのまま展示している・・・そこがモロッコの懐の深さ?

(というか大らか過ぎ?)なのです。

そのままの状態の本物のモザイクをローマ遺跡で見られるのは貴重な体験、という事で小さいローマ遺跡ですが、ご見学いただきました。

その後はモロッコのラムセス2世、ムーレイ・イスマイル王の作った古都

メクネスの観光です

ムーレイ・イスマイル王は妃をたくさん持ち、子供が500人居たという伝説が残っており、またメクネスに貯水池、穀物倉庫、巨大な馬小屋、キリスト教徒迫害の為の地下牢、堅牢な市壁などを築いたモロッコの建築王でもあるのが、モロッコ版ラムセス2世といわれる所以です。

まぁ、本家より規模はかなり小さいですけどね。

メクネスでは北アフリカ一美しいと謳われた、モザイクスタイル製で作られたマンスール門とムーレイ・イスマイル王のお墓を見学。

モロッコはイスラム圏の西端なのに、結構イスラム教に関しては厳格で、観光客にモスクに入れないという規則があります。

その為、王様のお墓はモスク内部をどのような感じになっているかを知ることの出切る重要な観光地、王様が眠っているお墓に観光なんて不謹慎、といわずにしっかり観光しちゃいましょう。

モロッコのお墓は日本のお墓と違ってひゅ~どろどろ~ってな感じは一切なし!

とっても綺麗ですよ。

お墓で記念写真? もちろんどうぞ~♪

午後はフェズに戻って美味しいモロッコ料理のご昼食をお召し上がり頂きました。

さてさて、午後の観光は9世紀の昔にムーレイ・イドリス2世という王によって作られた大きな今も行き続ける旧市街、その横に拡張された13世紀のメリニド王朝(マリーン王朝)の時代に作られた旧市街、この2つの大きな旧市街の散策です。

徒歩で神学校や、昔ながらの技術で行われる川の染色工房(タンネリ)、野菜の市場、ムーレイ・イドリス廟を見学します。

フェズは本当に興味深いところ・・・

細い道にひしめく小さい間口の商店、野菜や魚の市場やロバの背に荷物を乗せて運ぶ人々、時折聞こえるモスクからのアザーン(お祈りの時間を知らせる呼びかけの声)、今は何年だったったけ?と思ってしまうような体験ができちゃいます。

旧市街でバレクバレク!(どけどけ!)やアンダック!(気をつけて!)アテンション!(気をつけてのフランス語)や最近ではロバロバ!と言う日本語の掛け声が聞こえたら道を開けてあげてくださいね。

積荷を乗せたロバが通る合図です。

しかし、民族衣装がここまで根付いている国も今時珍しいのではないでしょうか?

モロッコの民族衣装はジュバラというフードの付いたドレスのようなもの、フードを被った後姿は老若男女問わず○○○の鬼太郎のねずみ男そっくりです。

観光の途中、一般家庭を訪問してミントティー(モロッコではアターイと言います)を頂きます

雑踏の旧市街を離れてしばしの休憩。

その時々でお宅は変りますが、今回のお宅訪問は私も仲良しのハミッドさん宅。

ハミッドさん、奥さんのファティマさん共々、本当に良い人たちで、

いつもフェズの親戚を訪ねた気分になっちゃうんですよね~

この日はたくさん歩いた旧市街を後にし、バスでホテルに帰ります。

ゆっくりとフェズ2泊目の夜はふけてゆきます。

それでは明日の第2章もお楽しみに!

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ブログナビゲーターの紹介

impresso添乗員

細野 真由美【HOSONO/MAYUMI】

得意エリア:モロッコ・チュニジア・中東全域

得意言語:アラビア語

趣味:アラビア書道、秘湯めぐり、バックパッカー、チワワと遊ぶこと

添乗ポリシー:中東はお任せ下さい!!

※掲載のツアー内容・現地情報等は掲載日現在のものとなります。

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