添乗員同行ツアーimpressoブログ

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2008.07.30

☆陽光のイタリア８日間③　佐々木寛子

皆様こんばんは。今夜も

impresso添乗員の佐々木寛子がご案内します。

一昨日から紹介していますツアーは、７月１２日から行ってきました

陽光のイタリア８日間

ミラノ・ベネチア・フィレンツェ・ローマの４大都市以外にも、塔の町として知られているサンジミニャーノ、中世のイタリアの都市国家の様相をそのまま今に受け継いでいる町シエナ、そして夏は入場率が高いと言われている青の洞窟があるカプリ島、そしてソレント、ポンペイ遺跡などの９都市を８日間のツアーで訪れます。

忙しいけれどいろいろなところを見たい！！という方にはぴったりなコースではないでしょうか？

そしてやっぱり直行便はおすすめです。面倒な乗り継ぎもなく、時間のロスもなく、忙しいこのツアーで最初と最後くらいは楽しましょう！

それでは本日は５日目、カプリ島＆ポンペイ遺跡へご案内します！！

５日目

７時３０分に出発。カプリ島＆青の洞窟観光へ向かいます。バスは港まで１５分くらい。船に乗ってカプリ島まで行きます。船の乗っている時間は５０分くらい。夏の時期はカプリ島に行く観光客が多いので、船もとても混んでいました。この船はよく揺れます。なので、乗り物酔いが気になる方は酔い止め薬を持ってくるといいですね。お手洗いも船についています。ちなみに席は自由席ですが、後ろの方は揺れが少ないため、狙い所です。船を下りたら今度はモーターボートに乗り換えます。青の洞窟まで２０分くらい。

今回は残念なことに、波が高くて青の洞窟の中には入れませんでした・・・

お客様と青の洞窟の入り口を見て、波の高さを見て、やっぱりこれじゃ危険ですね・・・ということで泣く泣くモーターボートで引き返しました・・・・。

以前、波が高い時に青の洞窟に入った観光客が、洞窟に頭をぶつけて大怪我をするという事故があったようです。なので、最近はちょっとの波でも厳しい入場制限があるようです。

ちなみに、入れた場合はこんな感じです・・・。

↓↓↓

青の洞窟に入れなかった分、カプリ島で自由行動を取りました。たくさんのお土産屋さんが並んでいるので、お買い物を楽しまれる方、ウンベルト１世広場というカプリ島の中心地に行かれた方もします。この広場には、あのイタリアの民謡で有名な『フニックリ♪フニックラ♪』のケーブルカーで行きます。片道１．４ユーロ。広場に行くと、カプリ島を上から眺めることができ、素晴らしい眺望です。今回は青の洞窟に入れず残念でしたが、広場からの眺めを楽しんでいた方もいらっしゃいました。

色々なお土産屋さんが立ち並んでいますが、中でも人気のお土産はレモンを使ったもの。

代表的なものとしては、南イタリアの伝統的食後酒『レモンチェッロ』。アルコール度数は３０度と高めで、糖度の高い甘いレモンの香のリキュールです。冷蔵庫で冷やし、また、よく冷やしたグラスに少量注いで飲みます。クレーマディレモンチェッロという乳成分の入った、アルコール度数が１８度くらいの飲みやすいレモンリキュールもあります。試飲ができるお店がいくつかあるので、試してみるのも良いですね。

お酒以外にもレモンの飴、レモンチョコレート、レモンのクッキーなどといったお菓子などたくさん売られています。こちらのレモンですが、日本で見るレモンと違ってグレープフルーツのような大きさです！！

フリータイムの後は、また船に２０分ほど乗って次はソレントへ。ソレントへの船は幾らか空いており、波もあまり感じませんでした。

ソレントに着いたら昼食です！メニューはカプリ風サラダ、ズッキーニのペンネ、デザートはレモンのケーキでした。大きなケーキが丸々出てきて、レストランの人が切り分けてくれました。カプリ風サラダは、トマト・モッツァレラ・バジルのサラダで、赤・白・緑の色でイタリアの国旗サラダとも言います。

昼食後は、世界遺産に登録されているアマルフィ海岸をドライブしながらポジターノ展望台へ行きます。大型バスで移動ができないため、何台かの車で分かれ、２０分くらいクネクネ道を走っていきます。

展望台からの眺めの良い事！

ポジターノはローマの古代都市パエストゥムに住んでいた住民がサラセン人による破壊を免れて作った街だそうです。山は切り立った崖になっているので、敵が攻めにくい場所として選んだ所なのでしょう。この展望台に売店のようなものがありました。

日本語表記のあるパスタの素やブルスケッタの素も売っていて、１．５ユーロと安めでした。

またクネクネ道を２０分程走り、大型バスに乗り換えます。

既にお客様は暑さでクタクタなのですが、まだまだこれからポンペイ遺跡の見学です！ソレントからバスで３０分くらい走っていきます。バスの中はとても静かでした・・・

ポンペイ遺跡観光では２時間ほど見学します。日陰がないためとても暑いです。それでも皆様最後の力を振り絞って、楽しんで遺跡を見学していました。

西暦７９年８月２４日、ナポリ湾を見下ろすベスビオス火山が大噴火すると、南東１０キロに位置したポンペイの町は、火山灰に埋もれてしまいました。その後、およそ１７００年の時を経て始まった本格的な発掘によって、古代都市の様子がまるで時が止まったかのように出現しました。ここは古代ローマの都市と人々の生活ぶりを、ほぼ完全な姿で今に伝える貴重な遺跡です。ポンペイの赤と言われる、赤い色のフレスコ画で有名な『秘儀荘』にも訪れます。２時間ほど歩いて観光した後は、バスが出口まで迎えに来てくれます。

ホテルに向かう途中で、ナポリの歴史地区を回って行きます。王宮や卵城、また民謡で有名なサンタルチア港も車窓から見学し、ホテルに到着です。

夕食は昨日と同じホテルのレストランでお肉料理のお食事です。トマト・ナス・モッツァレラのパスタ、薄切り肉のトマトソース、そしてデザートはスイカでした。暑い中結構歩いたので、ワインよりもビールを飲んでいる方が多かったですね。お疲れ様でした。

今日もゆっくりおやすみ下さい

本日はここまで。明日はいよいよ６日目から日本帰国までです。

お楽しみに