添乗員同行ツアーimpressoブログ

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2008.07.29

☆陽光のイタリア８日間②　佐々木寛子

こんばんは。本日も

impresso添乗員の佐々木寛子がお届けします。

昨日から私が紹介しているツアーは、７月１２日から行ってきました

陽光のイタリア８日間

ミラノ・ベネチア・フィレンツェ・ローマの４大都市以外にも、塔の町として知られているサンジミニャーノ、中世のイタリアの都市国家の様相をそのまま今に受け継いでいる町シエナ、そして夏は入場率が高いと言われている青の洞窟があるカプリ島、そしてソレント、ポンペイ遺跡などの９都市を８日間のツアーで訪れます。

忙しいけれどいろいろなところを見たい！！という方にはぴったりなコースではないでしょうか？

そしてやっぱり直行便はおすすめです。面倒な乗り継ぎもなく、時間のロスもなく、忙しいこのツアーで最初と最後くらいは楽しましょう！

本日はブログ２日目。

ツアー行程の３日目と４日目をお届けいたします！！

３日目

７時３０分にホテルを出発。３日目の観光で最初による場所はなんとお手洗い休憩。朝から３時間半ほどのバス移動があります。途中ボローニャという街でお手洗い休憩。とても大きいサービスエリア。観光バスの数がめちゃくちゃ多いんです。とても混雑してるので、少し長めの休憩を取ります。

ここでお菓子やドリンクなどを購入されるお客様が多かったですね。

そして、サンジミニャーノに到着。

１１時半ごろ到着する予定なのですが、私たちは渋滞にはまってしまい朝から行程が１時間半遅れています。
結局到着したのが１２時半。通常ですと、各自散策してからお昼ご飯なのですが、今回は着いて直にお昼ご飯。

召し上がった方から各自フリータイムでサンジミニャーノの散策をお楽しみいただきました。ここはガイドさんがいませんので、ドゥオモ広場、サンジョバンニ門、チステルナ広場など、お配りした地図を見ながら各自でお好きな場所に行くのです。

ここサンジミニャーノはトスカーナ平原にある標高３２４ｍの小さな町です。塔（ミナレット）の町とも呼ばれていて、１１世紀～１３世紀に建てられた塔は全部で７２本もありましたが、今現在は１４本に減っています。

ここで！サンジミニャーノを学ぼう！！

この塔は１１世紀ごろから敵からの防御と住宅を兼用するものとして建てられました。当時は、皇帝派と法王派で内戦があったために、攻めてくる敵を上から見張るにも、上から敵を攻めるにもとても塔の存在は都合がよかったのです。それが１２世紀入ると、貴族たちが自分たちの力を誇示するための権力の象徴となり、高さを競い合うように建てられるようになったのです。その当時は最大で７２本もの塔がニョキニョキと建てられていたということです。

この町を歩いていると、賑わう通りにはたくさんのお土産屋さんが立ち並んでいます。いのししの剥製が飾ってあるお土産屋さんも目にしますが、この地方はいのししのサラミやソーセージが名産品なんです！でも残念ながら、日本へは肉類は一切持ち込めませんので、召し上がりたい方はツアー中に是非お試し下さい！

ちなみに、この日のランチはトスカーナ風パスタですが、イノシシのパスタです。ここでイノシシを食べることができますよ。飲み物には白ワインがつきます（１人１杯）。サンジミニャーノのお土産としておすすめなのが、ヴェルナッチャワイン。フルーティーな辛口白ワインで、あのミケランジェロも好んで飲んだと言われています。

ローマの空港では売っていませんでしたので、このワインを買うならここしかありません！

サンジミニャーノの散策が終わったら、次はシエナの観光。バスで１時間ほどなのでお手洗い休憩は取らずにそのまま向かいます。

シエナは石畳の坂道をたくさん歩きます。なので、この日は歩きやすい靴でお越し下さい。シエナはガイドさんと一緒に見学して行きます。ドゥオモ、プブリコ宮殿、カンポ広場と下車観光して行きますが、フリータイムが長く取れるようでしたら、有料ですがドゥオモの中に入ることもできますよ。

シエナは１２世紀に自治都市として独立し、商業や金融業を中心に栄えました。見学するカンポ広場やプブリコ宮殿は、この時代に建てられた建物ですが今でも立派に残っています。やがて繁栄していたシエナにペストが流行り、次第に町は衰退していきますが、この衰退の時代を乗り切って今でも中世の姿のまま残っている建物が多いのが、シエナの町です。

ここでは３時間近く見学します。フリータイムも取りますので、その間に休憩したり、見学したりと思い思いにお過ごし下さい。

ちなみに、イタリアといえばやっぱりイタリアンジェラート。午前中のサンジミニャーノでも食べる機会はありますが、この日は比較的フリータイムが取れるので、ぜひお試しあれ！！シングルで１．５ユーロ～２ユーロくらいが相場です。私は大のアイスクリーム好きなので、午前も午後も食べました。イタリアンジェラートを食べ損ねた！！と言うことがないよう、機会があれば食べてみてください。ちなみに、ピスタチオが私のおすすめです。

そしてシエナの観光が終わったらホテルに向かいます。バスで３０分くらい移動します。

この日も夕食はホテル。メニューは野菜のリゾット、トスカナー風ステーキ（牛肉のステーキ）、サラダ、デザートです。今日も、昨日と同じように観光が盛りだくさんで、疲れているとは思いますが、前日よりも食事中のお客様同士の会話にはなが咲いていました。時差がなくなってきたのでしょうか？それともバスの移動の時にたくさん眠れたからでしょうか？このコースはとても忙しいので、休める時に休んでくださいね。

４日目

この日は６時４５分に出発。早いですね～。普段はまだ寝てるよ！！という時間から行動します。

シエナからフィレンツェへ、バスで約１時間３０分の移動です。この日はお手洗い休憩を取らずにフィレンツェへ向かいます。この日は何でこんなに早いか？と言うと、ウフィツィ美術館の予約時間が８時３０分からだったからです。日によってはもう少しだけゆっくりな日もあります。ウフィツィ美術館の予約時間に合わせ出発時間が決まります。

フィレンツェは街中を大型のバスで移動できないため、街の中心から少しはずれた場所でバスを降り、そこから歩いての観光になります。なのでこの日もよく歩きます！・・・疲れます。

バスは私たちを降ろした後、荷物だけを積んでナポリまで行きますので、次にバスに会えるのは明日の朝です。忘れ物だけはしないように！！と口をすっぱくして言います。私たちはナポリまではＥＳスターで移動しますからね★☆
もちろん、バスに積んでいる荷物（スーツケース）は、ちゃんと今日のナポリのホテルまで届けてくれていますのでご安心下さい。

さてフィレンツェ市内観光では、まずはウフィツィ美術館の入場観光です。

絵画に興味のない方はとても退屈してしまう場所なのかもしれませんが、小さい頃に教科書で見たような絵がたくさん出てきます。ガイドさんのお話しもイヤホンガイド付きコースですからしっかり聞こえるので、退屈することなく絵に興味を持つことができると思いますよ！

そしてフィレンツェのドゥオモ入場観光。日本では数年前に『冷静と情熱の間』という小説や映画が流行りました。ドゥオモはその物語の約束の場所として知られています。最近は日本人観光客の落書きで有名になってしまった場所ですが、ツアー中は上まで登りません。入場とは、メインの教会の入場です。

その他、シニョーリア広場、ヴェッキオ宮も下車観光します。

フィレンツェの観光の後はお昼ごはん。前菜は、トマトがフランスパンの上に乗ったブルスケッタ。メインはボロネーゼ（ミートソーススパゲティ）、デザートです。食後はＥＳスターに乗ってナポリまで移動しますので、どんなに観光が遅くなったとしても、レストランの出発時間は決まってしまっています。駅まで歩いて５分の場所のレストランですが、少し早めに着いていたいですからね。

私たちは１４時５２分フィレンツェ発のＥＳスターに乗ります。約３時間半でナポリに到着します。途中、ローマに停まりますが、絶対に降りないように！！！！！！ナポリが最終です。

ナポリ到着は１８時１５分頃。ただ、イタリアの列車なので時間もイタリアン時間です。日本のように正確に列車が動くわけじゃありませんが、まぁのんびりと行きましょう

ナポリの駅を降り、歩いてホテルへ。ナポリには２泊します。連泊の時は荷物の整理をしなくていいから、少し気が楽ですね！

さて、ホテルに着いたときに私たちの荷物はどうなっているのでしょうか？バスは私たちがフィレンツェの観光を始めたときからナポリに向けて走り出しているわけですが、途中で何かあったり、渋滞にはまっていたりすると、荷物の入ったバスの到着が遅くなってしまいますからね。でも、今回は私たちが到着するよりも前にバスは到着していました！！私たちのスーツケースも無事に各部屋の中に届けられていました。これで一安心です。

この日も夕食はホテルです。トマトソースのパスタ、魚料理（タラのグリルでした）、デザート。

第一のお皿にリゾットやパスタ、第二のお皿にお肉やお魚料理などと、日本の食事よりボリュームはありますが、皆様ぺろっと食べられるようになってきています。

食事の後は皆様早めにおやすみ下さい

明日もとても忙しい１日です。カプリ島＆ポンペイ遺跡へ行きます！

本日はここまで。明日はツアーの５日目をお送りします。お楽しみに