
こんばんは!本日のブログナビゲーターも
impresso添乗員 増田 由紀です。
ブログナビゲーターの紹介
impresso添乗員
増田 由紀【MASUDA/YUKI】
得意エリア:イタリア・カナダ
添乗ポリシー:いつも笑顔で!!
常にお客様にご満足いただけるサービスを!
先日からご紹介しているのは、約7年前に誕生し、
現在ではH.I.S.impressoで送客No.1コース
『大満喫イタリア紀行8日間』 です。
本日のブログは5日目の午前中に観光する『シエナ』のご紹介です。
【シエナ】
トスカーナ州シエナ県の県庁所在地。
1240年創立のシエナ大学やギジアーナ音楽院(1993年に美智子様がピアノを弾いたところです)などを持ち、学問と芸術の街として知られています。
イタリアで1番きれいなイタリア語を話すともいわれ、外国人向けのイタリア語学校もあります。
また、トスカーナ州は大農業地帯で、小麦、野菜、肉のほか、オリーブオイル、そしてイタリアを代表するワインがキャンティ地方で生産されています。
シエナ徒歩観光の時間はベローナよりも短い
バス駐車場も遠いので2時間弱の時間滞在しますが、移動の時間を考えると、ガイドさんとお会いしてから実質1時間の観光となります。
ガイドさんは英語ですので添乗員がある程度ご案内させていただきますが、時間も短いので散策くらいの簡単な観光と思ってくださいね!
見学はカンポ広場とドゥオモ(共に外観観光)ですが、向かう途中の道で出来る限り建物や歴史の説明をさせていただきます!
ちなみにシエナの街は起伏が激しいので登り下りを繰り返します。この日は朝早い出発で大変ですが、しっかり朝食を食べて参加しましょう
カンポ広場
↓
途中で切れていますが高い塔が右側にありますが、これがマンジャの塔です。
そしてこの塔の下にある建物がプブリコ宮殿で、現在も市庁舎として利用されています。
写真では少しわかりにくいですが、貝の形をした広場に白い線が複数引いてあるのはわかりますか?(上の写真のほうがわかりやすいかも)
この線は8本あり、広場が9つにわけられています。これは中世の時代9人制の評議会によって都市国家シエナの政治が理想的にうまく運営されていたことを象徴しています。
ドゥオモ(外観観光)
上の写真の方が晴れた日なのでキレイですね。
3月頃、女優の柴崎コウさんがフジファインピクスのデジカメのCMをしていたのを覚えていますか?
あのCMの最後のほうにこのシエナのドゥオモが出てきていたんですよ!
↓
(一瞬ですが・・・)
向かって右の細長いのは鐘楼です。白と黒の縞々模様のものです。この白と黒はシエナの紋章の色でもあります。
このドゥオモの正面の建築はは下半分がロマネスク様式、上半分がゴシック様式です。作るのに長い年月がかかり、途中で時代が変わったからなのです。
でも違和感はなく、建築様式が変わったことを感じさせません。
ちなみに・・・ゴシック様式の建築は、ミラノのドゥオモもそうです。そしてパリのノートルダム寺院も。
2話目で紹介したミラノのドゥオモと、このシエナのドゥオモの上半分は、上部のつくりが似ていますよね
そして、通りがかりのお店で売っているパンフォルテ。
パンフォルテとは強い(日持ちの良い)パンと言う意味で<小麦粉、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ココア、香辛料、蜂蜜、フルーツ>を固めて作ったもの。シエナは北ヨーロッパ、北イタリアからのローマへ向かう巡礼の道にあり、巡礼の人たちのためにこの日持ちの良いパン(お菓子)が作られました。
この他、サリンベーニ広場、ギジアーナ音楽院などの前を通った際は、時間のある限り簡単にご案内をさせていただきます!
あっという間のシエナ観光。
時間があればもっともっと見所もありますのでゆっくりしたいところですが・・・。
機会があったら是非ご自身でも訪れてみてくださいね。
シエナ徒歩観光後は、バスにてローマへ向けて出発
朝早い出発でしたので到着までの約2時間半、ゆっくり休んでくださいね
そして最後の都市ローマではくれぐれも貴重品には気を付けて
それでは次回のブログではローマをご紹介します
お楽しみに
※掲載のツアー内容・現地情報等は掲載日現在のものとなります。