
添乗員のクレアです。『ひとっとびフランス7日間』の添乗から帰って参りました。久しぶりのパリは東京より一足先に紅葉が始まっていました。二日間のフリータイムにお客様と一緒に人気の観光地『ヴェルサイユ宮殿』に行ってきました。
パリの南西約20kmに位置するヴェルサイユ市にあり、庭園も含めた敷地の総面積は約1000ヘクタールで東京ドームの約220個分以上。ルイ13世が狩猟のために使っていた邸宅を息子のルイ14世が、1661年から1710年にかけて宮殿に作り変えたものです。1979年にフランスの世界遺産第1号となり、何と現在では年間600万人の観光客が訪れます。
たくさんの見所があるパリですから、時間がない方にはオプショナルツアーがお勧めですが、一日かけてゆ~っくり見学したい方はパリ市内からRERという高速郊外鉄道を使うと約1時間ぐらいで到着することができます。
こちらがヴェルサイユ宮殿正面入り口です。圧巻ですね!
宮殿で最も有名で豪華な鏡の回廊。
17枚の巨大な窓の反対側に17枚の鏡が並びます。ここで1919年に第一次世界大戦の終結時にベルサイユ条約が調印されました。こちらはマリーアントワネットを含む王妃たちの寝室。こちらでは公開出産が行われていたそうです。
1787年に描かれたマリーアントワネットと3人の子供たちの絵です。
宮殿の見学が終わったら、フランス式庭園の最高傑作とも言われる庭園を楽しみます。広大な運河があり、たくさんの人たちが楽しんでいました。
グラントリアノンルイ14世が愛人のマントノン夫人と過ごすために建てたもの。1687年に完成しました。バラ色の大理石がとても印象的です。
宮殿で最も重要だと言われている孔雀石の間。
プチトリアノンもともとはルイ15世の愛妾ポンパドゥール夫人の発案で建てられましたが、1774年にルイ16世によりマリーアントワネットに贈られました。堅苦しい宮廷のしきたりを嫌った彼女は、親しい友人や家族との静かな生活をここで楽しんだそうです。
マリーアントワネットが1777年から1789年まで使用していた寝室です。
愛人との密会の場所だったと言われている愛の神殿王妃の村里派手好きなマリーアントワネットのイメージとは全く違う田園風景が広がります。何だかとっても癒されますね。
こちらが王妃の家。村里には酪農園もあり、牛、
ヤギ、
ニワトリ等が飼育されています。
なんとブドウ畑まで
宮殿から王妃の村里までゆっくり見学すると一日がかりです。パリからサンドイッチ等を買ってお庭で食べるのもいいですね。とにかく歩くので、プチトランを利用するのもいいですね。
お天気のいい日にぜひハイキング気分で出かけて下さい。
安心の添乗員同行の旅 インプレッソで行く
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