聖女テレサ・デ・ヘススが生れ育った街、アビラに行って来ました。
今回も行きは列車を利用、チャマルティン駅から出発です。



今回利用する列車はMD(Media Distancia)と名づけられた中距離列車です。
料金は片道10.89€



少しAvantに似ていますが、130kmぐらいでの走行のため
背が高く設計されています。車椅子用の扉も余裕の広さ



天井が高く、開放感のある室内です。



列車の話はこれぐらいにして、、、、
アビラには1時間40分ほどで到着します。



旧市街までは駅前の道を道なりに進めば15分ぐらいで着きます。
マドリードよりも北に位置した標高1130mの高原のため、肌寒かったです。
Barのテラスには暖房器具が設置してあります。



そんな通りを進んでいくと、城壁が見えてきます。



こちらの門はサン・ビセンテ門、ここまで完全に残っているのが驚きです



その門のすぐ前にある、サン・ビセンテ教会
ロマネスク様式の13世紀に完成した美しい教会です。



サン・ビセンテ門から城壁に沿って行くと、カテドラルの半円形の塔が見えてきます。



この塔は城壁の一部になっていて、砦の役割もはたしています。



その先にある広場がサンタ・テレサ広場です。



広場にあったお菓子屋さんのウィンドウ

 

和菓子のようなスウィーツが並んでいました。
アビラにはキャラメルやマドレーヌといった修道院発祥のお菓子が多くあります。
サンタ・テレサ広場の目の前にはアルカサル門があります。



高さ20mの石の大門は迫力があり、難攻不落といわれていたことにも納得します。



その門の横にテレサ・デ・ヘスス(アビラのテレサ)像が鎮座しています。

 

18歳でカルメル会の修道女となり、47歳のときにより戒律の厳しい
「裸足のカルメル会」を創設、1622年に聖女に列せられた。
女子カルメル会は日本にも調布、京都、西宮、福岡、北海道にあります。
関連する日本の書物がサンタ・テレサ修道院の遺物館にも展示されて
いて、アビラのテレサの偉大さを感じます。

さあ、では門の中に入って行きましょう。



この続きは次回にご紹介します。



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