今日は3月3日、日本では雛祭りですね。
本日はマドリードの守護聖人『サン・イシドロ』をご紹介します。、先日リバーサイド@マドリードでご紹介したトレド橋の中央に彼の彫像が在ります。



反対側には妻のサンタ・マリア・デ・ラ・カベサの像が。



少し離れて見るとこのようになっています。


サン・イシドロは12世紀の農夫で貧しい人々に対する慈悲深さから、死後に聖人として崇められた人物です。その家族が代々住んでいた場所に『La casa de San Isidro 』(サン・イシドロの家)があります。場所は12世紀に建てられたマドリードで一番古いサン・アンドレ教会の隣。



今の建物は1974年の考古学的発掘の後に建てられものです。

今は博物館ななっており、地下には古代の出土品や


マンモスの骨なども展示されています。


2階には16世紀のマドリードの地図が掲示されていて、当時の街の様子が伺えます。


元はサン・イシドロの家族が住んでいた場所で12世紀まで使っていた井戸が屋内に残されています。


深さはかなりありますが、まだ底に水が溜まっていました。サン・イシドロはいろいろな奇跡を起こした言われていますが一番有名なものがこの『奇跡の井戸』です。息子が井戸に落ちた時に祈りを捧げると水かさが増して助かったというものです。その説明が壁にも掛けられています。



中庭には先ほど紹介したトレド橋に設置されているイシドロ夫妻の像のコピーが置かれています。


右側がサン・イシドロの彫像ですが井戸の傍らに息子と立っている姿です。
毎年5月15日は『サン・イシドロの日』としてマドリードでは守護聖人をたたえるお祭りが行われます。


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