
《屋根のない美術館ミラノの共同墓地Cimitero Monumentale》



ミラノの町は人気がなくがらーん


でもお店やバール、レストランが休みになっても、もちろん美術館や教会などが休みになるわけではありません。
そこで今日は、ミラノ在住の日本人の中でも訪れたことがないという人が大勢いる、



「(空の下の美術館・屋根のない美術館)」と呼ばれていることからも分かるとおり、日本人が「墓地」と聞いて想像するものとは明らかに別物!
そこはまさに一流の彫刻家の作品がこれでもか



カルロ・マチャキーニの設計により1866年にこの墓地が建設されて以来、ミラノの有力者たちは、こぞって名のある彫刻家に自分の墓を飾るための作品を依頼、また彫刻家たちも「死」というクラシックなテーマで、自分の芸術世界を自由に表現する最高の機会を得て、思う存分腕を振いました



ここには日本のお墓のようなおどろおどろしい感じは全く無く、
逆に、「



こちらの共同墓地公式ホームページ


埋葬者には文豪マンゾーニや作曲家ヴェルディ、彫刻家にはカスティリオーニ、ポモドーロ、フォンターナなど、有名な名前を例を挙げ始めるときりがありません

入り口左手の守衛所で墓地の地図や見所が詳しく載ったパンフレットがもらえますので

必ず行ってよかったと満足できる場所です




ミラノの特派員マリさんの新鮮な情報です。
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投稿: PINKO -2007年7月 9日 (月) 01時12分
■オブジェ??
墓石、とはもう呼べないですねここまで立派だと・・ -
投稿: his-rome -2007年7月 9日 (月) 11時14分
■無題
そうですね。日本のお墓のイメ-ジとは全く異なり明るい雰囲気であるところが東洋の『死』とのイメ-ジの違いですね。