特派員記事 2008.02.18

特派員 野口さんからカーニバルの記事です!


2月5日、カーニバル最終日に

【プティニャーノ】カーニバル

見に行きました。
日本では【ベニス】カーニバル

最も有名ですが、【アルベロベッロ】を有する

プーリア州】で最も有名なのは、

イタリア国内でも屈指の伝統を誇る、

【プティニャーノ】カーニバルです。
年一回開催されるカーニバルも、

今年でなんと614回目

つまり、614年前から始まった、

まさに長~い伝統を持つ

カーニバルなのです。


やっぱり祭りでは大きくないと目立ちません



【プティニャーノ】カーニバル

一番の見ものは、何と言っても巨大な

「張りぼて」で飾られた山車です。

もちろん山車の上では、子供から大人

まで大音響に合わせてパレードの

間中踊りまくっています。

今年参加した山車は、全部で7台ですが、

どの山車も見事な出来栄えで、

夜の最終パレードを大いに

盛り上げてくれました。

でもこの山車、ただ派手に飾り立てている

だけではないのです。

それぞれの山車は、テーマに基いて製作され、

不安定な仕事、地球の温暖化、政治・経済など、

イタリアのそして地球の「今」を風刺しています。
山車と山車の間には、仮装グループがパレードし、

【トゥルッリ】や中国獅子舞など、

これまた奇抜な衣装や、

派手な演出で目を楽しませてくれました。


あの〝トゥルッリ〟も踊りだす!



パレードが行われるのは、旧市街を囲むように

走っている大通りですが、カーニバル

に備えて全ての交通が遮断され、

パレード前は「巨大歩行者天国」

と化していました。


舞台では『ギャア-ギャ-』 でした。


夕方6時頃にはまばらだった沿道の見物人も、

時と共に膨れ上がり、

パレードが始まる頃には立派な

人垣になりました。午後、

土砂降りの雨に見舞われた

【プティニャーノ】でしたが、

パレード前に小雨が降ったものの、

パレードが始まってからは雨も止み、

少々寒いながらも賑やかで楽しい

カーニバルとなりました。
パレードが終わっても、カーニバル

余韻は町中に残っています。

パレードに参加していない人達も、

女装、男装、着ぐるみなど、

思い思いに仮装して夜の大通りを闊歩していました。


終わらない夜、うろうろと余韻も残ります。


BARなどで働く人達も、

この日ばかりは仮装を楽しんでいます。
特設舞台が設けられた場所では、

舞台の上も下も人でごった返し、

更に音楽が鳴り出すと

みんな踊り始めます。

私も仲間と合流した後、

その人ごみの中に入っていったのですが、

まるで満員電車の中で揺られながら踊っているようでした。

さすがに体力が持たず、10分ほどで人ごみから抜けたときは、

全身汗だくでした。

私は深夜12時に、【プティニャーノ】

を後にしましたが、

人ごみと賑やかさは

まだまだ続く気配でした。

みなさんも一度、体験してみて下さい


本場リオ 顔負け! ラテンの血はどこも同じだあ!

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