特派員記事 2008.04.15


コイン2
ぴりぴりするような寒さが無くなり、日中はコートを脱いでしまうほどの暖かさ!
3月最初の日曜日には既にタンクトップ姿の女の子たちを目にするほどの気温にまで上がりました。

ミラノ春3
これは明らかに異常気象が懸念される現象ではありましたが、来る日も来る日もどんよりとした灰色の重たい空ばかりが続くミラノの冬の数ヶ月間を過ごした後では、雲ひとつ無い真っ青な空とセンピオーネ公園の一気に咲きはじめた花たちを目にすると、気持ちが自然とうきうきし、春の訪れを喜ばずにはいられないのでありました。

そして、春といえば、ミラノでも卒業旅行と思われる日本人の女の子のグループを多く見かけます。
皆さんやはりお土産袋を手にいっぱい抱えていて、ミラノでの最大の楽しみはショッピングのようですね!
ドゥオーモ周辺でお土産探しとなるとやはり外せないのはデパート「リナシェンテ」。リナシェンテは数ヶ月前に最上階に食品コーナーを新しく新設!現地に住んでいる者が普段食べる物として買うにはかなり値が張りますが、様々なパスタ、パスタソース、オイル付けの野菜の瓶詰めや、お菓子など、とてもおしゃれに個別包装されていて、お土産にはまさにもってこい。
ドゥオーモ脇にあるので、重たい物は観光を終えて帰る間際にまとめて購入することもできます。最後の最後の頼み綱として是非利用してみてはいかがですか?



ミラノ春2
そしてこの食品コーナーの新設が現在のミラノの流行なのでしょうか、最近になってデパート「コイン(Coin) 」(Piazza 5 Giornate 1/A)にも同様のセクションが登場しました。(現在も一部改修中ですが営業はしています)。
「コイン」の食品コーナーは「リナシェンテ」に比べて少し規模は小さいのですが、売っているものはこちらもとても素敵です。
「コイン」はドゥオーモから一足あるので(とはいえトラム12番でドゥオーモ前から10分程)、「リナシェンテ」に比べて観光客の姿はあまりなく、お客さんのほとんどは現地のイタリア人のようです。
従って、ブランド物がほとんどの「リナシェンテ」よりも全体的に身近な雰囲気。インテリア雑貨のセレクトがとても可愛らしく、実際に「欲しいなあ!」と思うものにかなりの割合で巡り合ってしまうお店で、お勧めです。


ミラノ春1
この「コイン」があるCorso di Porta Vittoriaは観光客の方が多く訪れるスポットではありませんが、ミラノ人が日常ショッピングを楽しむゾーン。チェントロやCorso Buenos Airesよりも慌しくなく何となくのんびりしているのにお店の数は同じように充実していて、とても買い物がしやすいのです。実寸大のミラネーゼの生活もぜひ体験してみて下さい!



コイン1
ミラノは安全そうに見えても気を抜くとスリなどの被害にあうことも少なくない町です。
一番安全なのはやはり、なるべく荷物を持たず、ジップつきのポケットを利用して手ぶらで歩くことだと思います。
そうすることで荷物への心配も減り、気持ちも楽になります。
また、日本にいる時のスタイルのままだとあまりにも綺麗過ぎてしまう!ということもありますので、服装やお化粧を一段カジュアルにすることもひとつの方法。
身の回りのものには十分気をつけて、めいっぱい楽しい時間をお過ごし下さいね!

記事&写真提供:特派員川西さん

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