ローマ・フィレンツェ・ベネチア・ミラノのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 イタリア観光ブログ

天気のよい週末にフィレンツェから足を伸ばしてといえば、この時期、普通はみんな「海」に行くのがイタリア。
でもみんなが行くから異様に混んでいるのも事実。

そんなわけでフィレンツェから足を延ばして山の中へ。

Greve in Chianti（グレーヴェ・イン・キアンティ）。
日本でも大人気のキアンティワインの産地としても有名です。
フィレンツェからグレーヴェ・イン・キアンティまでは車でChiantigianaを約40分ほど上っていきます。
途中、両側にはきれいなブドウ畑が広がりのんびりモード。 H.I.S.イタリア が自信をもってお勧めする「ワイナリー・ツアー 」で訪れる「ヴェラッツァーノ 」も通り過ぎます。

今回は山の中へワイン試飲に行ったわけでも、山歩きに行ったわけでもなく、実はグレーヴェ・イン・キアンティの市営プールまで。青空に映える黄色いパラソルが夏っぽい!


わざわざイタリアにまで来てキアンティの田舎の市営プールに行く人はいないと思いますが、フィレンツェから中長距離バスでGreve（グレーヴェ）まで行くと、グレーヴェ・イン・キアンティの中心からちょっと北に戻ったところにあるので、バス+徒歩でアクセス可能です。入場料7,00ユーロ。黄色いパラソルは無料で利用できますが、早い者勝ち!!

今年の夏、他のプールや海辺、イベント会場などでよく見かけるこんなもの。

Aｌgida という大手アイスクリーム会社から出た2008年夏の新商品。
Cafe Zero。
ちょっと前から試してみたかったのでプールサイドで購入。
イタリアでは夏に好んで食べられるグラニータの変形です。
グラニータはカキ氷のゆるくなったような飲み物とも食べ物といいがたい夏の涼なるデザート。

フレーバーは現在3タイプ（エスプレッソ、カプチーノ、モカッチーノ）。
今回試したのはモカッチーノ。エスプレッソ+ミルク+カカオ風味。


グラニータの変形というのはなぜかというと、グラニータとアイスのあいのこみたいなものだから。

本来は蓋を外さずにフラッペ用のストロースプーンを突きさして、肺活量を目いっぱい使ってストローで吸い上げて食すものですが、興味があったので蓋を開けてみたところ。


アイスが溶けたところにクラッシュアイス（氷粒）をちょっと付け加えてみましたという感じです。
味は悪くないですが、量が多いので、全部吸いきる食べきるのは、かなり大変。女性なら二人でひとつで十分です。


実はこの前、テルミニ駅の売店のレジ脇でもCafe Zeroの販売冷蔵ボックスを見つけました。
暑い8月のイタリアを旅する皆さん、一度お試しください。ちょっと甘くてほろ苦い冷たいデザートは列車の旅のお供にもお勧めですよ!（その場合ミネラルウォーターのペットボトルも合わせて購入することをお勧めします。飲み終わった後お水が飲みたくなる可能性大。）
おいしい自家製ジェラートを販売するジェラートやさんが多いイタリアですが、機会があれば、たまにはこんなジャンキーなラクトアイス系もお楽しみください。

某スター●ックス系の商品に似ていますが、イタリアにはスター●ックスはありませんので、これは結構便利な商品になりそうですよ。