H.I.S.イタリア支店からのお知らせ
2009.12.23
金曜日からの寒気で北部を中心にかなり冷え込んだイタリア。
大雪と凍結の影響でミラノ、ジェノヴァを中心に
陸海空公共交通機関は半分麻痺状態となり
特に空港は完全閉鎖になったり、
大幅なフライトの遅れやフライトキャンセルで大変な状況で
昨日までは鉄道も線路凍結により徐行運転、
そして今朝は電気系統が故障して
北イタリアを中心に列車の運行も一時的にストップしていました。
現在鉄道は遅れを出しながらも正常運行に向けて稼動し始めています。
空の便もミラノを中心に大幅な遅れが出てはいるものの、
正常化に向かっています。
こんなに寒かった12月は私の記憶の中でも初めてですが、
昨日まで死ぬほど寒かったのに、今日はフィレンツェ最高気温18度。
パレルモは冷え込みがゆるかったとはいえ、本日の最高気温15度、
レッジョ・カラブリアでは24度などという夏かと疑う気温になってきています。
ヴェネツィアは12月の高潮記録を塗り替える
「アックア・アルタ」現象が起こっていますので、
ヴェネツィア市内観光の際は足元にも十分お気をつけください。
また、急激に温まったり、雨が降っていることから
雪山ではなだれの警告が出始めていますので、
クリスマス休暇でイタリアのリゾートで
スキーを楽しむ予定の方は十分にお気をつけください。