特派員記事
2010.12.14
ファッションや建築など世界のアートシーンの発信地として有名なミラノですが、デザインの街としても世界中にその名が知られていることも忘れてはいけません。
毎年4月にミラノで行われる「ミラノ・サローネ」は世界最大のデザイン博としもしられていますが、そんなデザインの街ミラノならではの「デザイン博物館」があります。
「ミラノ・トリエンナーレ」と呼ばれるこの博物館はミラノ中心地に程近い、スフォルツェスコ城の真横に位置しています。
地下鉄赤線(M1)のCAIROLI駅で下車すると正面に大きなスフォルツェスコ城が見えますが、これを正面に見ながら堀を左に歩いてゆくと5分ほどで博物館に到着。
博物館自体もとても大きな建築物でその内部もとても立派なものであり、訪れるだけでも十分に価値があると思います。
中にはデザイン常設展示や季節ごとのイベント展示、そして本屋、カフェなどもあり、とても充実。
常設展示のほうは毎年展示物が変わるものの家具や衣類はもちろんのこと、照明やオブジェ、枠にはまらないいろいろな作品が並んでいます。
旅の途中で、時には趣向を少し変えて、世界のデザイン発信地であるミラノの歴史を感じてみるのも面白いですね。
La Triennale di Milano(Design Museum)
住所:viale alemagna 6
Tel:02724341
時間:木、金 10:30-23:00 その他 10:30-20:30 月曜休み
入場:8ユーロ
*博物館内撮影禁止
記事&写真提供:特派員 佐武辰之佑 こちらもチェック