サンマルコ広場の近く、
マルツァリエタ・ドゥエ・アプリーレMarzarieta Due Aprireと
マルツァリア・サン・サルヴァドールMarzaria San Salvadorとが交わる角地の上。
鷲かなにかをモチーフにしたような伝説上の鳥と
その口から下がる傘を重ねた球状のカラフルなモニュメントがあります。
これは、1900年代初頭、この場所にあった、マルフォーリオMarforioという店の看板としてつくられたもの。
当時のヴェネツィアーニにも非常によく知られた店とその象徴となる看板でした。
店はこの看板兼モニュメントからも判るように、
傘を中心に扱う店で、その他財布や鞄などの小物雑貨を販売していました。
当時の店舗は残念ながら数年前に閉店。
現在、ここはマックス・マーラーとなっています。
昔からの地元密着型の店舗が次々と姿を消していくのは寂しいかぎりですが、
時代の流れと、観光地であるがゆえの、逆らおうにも逆らえない性でもあります。
それでもこの看板だけは残って
今でもその美しい鮮やかな姿で、
ヴェネツィアに住む人々には非常に懐かしい馴染みのあるシンボルとして健在。
この独特なシンボルは、今後も密やかにここに存在していくものと思われます。
このモニュメントはリアルト橋からサンマルコ広場に通じる主要通りにある交差点の角にあります。
少しだけ上目にして歩いてみてください。
美しい鉄細工にひと昔前のヴェネツィアの風情を感じることができると思います。
記事&写真提供:特派員 白浜亜紀 こちらもチェック
マルツァリエタ・ドゥエ・アプリーレMarzarieta Due Aprireと
マルツァリア・サン・サルヴァドールMarzaria San Salvadorとが交わる角地の上。
鷲かなにかをモチーフにしたような伝説上の鳥と
その口から下がる傘を重ねた球状のカラフルなモニュメントがあります。
これは、1900年代初頭、この場所にあった、マルフォーリオMarforioという店の看板としてつくられたもの。
当時のヴェネツィアーニにも非常によく知られた店とその象徴となる看板でした。

店はこの看板兼モニュメントからも判るように、
傘を中心に扱う店で、その他財布や鞄などの小物雑貨を販売していました。
当時の店舗は残念ながら数年前に閉店。

現在、ここはマックス・マーラーとなっています。
昔からの地元密着型の店舗が次々と姿を消していくのは寂しいかぎりですが、
時代の流れと、観光地であるがゆえの、逆らおうにも逆らえない性でもあります。
それでもこの看板だけは残って
今でもその美しい鮮やかな姿で、
ヴェネツィアに住む人々には非常に懐かしい馴染みのあるシンボルとして健在。
この独特なシンボルは、今後も密やかにここに存在していくものと思われます。

このモニュメントはリアルト橋からサンマルコ広場に通じる主要通りにある交差点の角にあります。
少しだけ上目にして歩いてみてください。
美しい鉄細工にひと昔前のヴェネツィアの風情を感じることができると思います。

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