ローマ・フィレンツェ・ベネチア・ミラノのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 イタリア観光ブログ

フィアットの会長ルカ・コルデーロ・ディ・モンテゼーモロと、
トッズのデッラ・ヴァッレ社長などの
現在のイタリアを代表する実業家が共同出資をして
2006年12月に設立されたNTV(Nuovo Trasporto Viaggiatori)。

EU圏内の国際旅客鉄道輸送が2010年から自由化されたことによって、
イタリアではこれまでトレニタリア独占だった市場も開放されて、
初めてこの事業に参入することになる民間高速鉄道事業者です。
イタロ(Italo)とよばれる車体はフェラーリ･ロッソ。
車内のデザインはジウジャーロのイタルデザインが手がけてシックにまとめられています。

ミラノ-ローマ直行便　1日3本をはじめ一日に50本を運行。
イタリア国内12の駅を繋ぎます。

<<イタロが利用できる駅>>
ミラノ　ポルタ・ガリバルディ/ロゴレード
トリノ　ポルタ・スーザ
ボローニャ　中央
フィレンツェ　サンタ・マリア・ノヴェッラ
ローマ　ティブルティーナ/オスティエンセ
ナポリ　中央
サレルノ　中央
ヴェネツィア　サンタ・ルチア/メストレ
パドヴァ　中央

チケット料金は4月12日に発表されました。
4月15日から販売開始、
4月28日からいよいよイタロ運行開始となります。


チケットは基本的に3つの車両区分に合わせて3つのカテゴリーに分かれています。

車両区分 Smart(スマート)、Prima(プリマ)、Club(クラブ)
料金区分 Low Cost(ローコスト)、Economy(エコノミー)、Base(バーゼ)

<<ローコスト>>
料金：正規料金の50%オフ
変更：不可
取り消し:不可

<<エコノミー>>
料金：正規料金の25-30%オフ
変更：出発前制限なし、ただし有料(変更料:チケット料金の10%)
取り消し：不可

<<バーゼ>>
料金：正規料金
変更：出発前制限なし、無料　
取り消し:有料で可(取消料：チケット料金の20%)
*出発後1時間以内に別の列車に空席があれば乗車も可。

いずれのチケットも第三者への譲渡も可(名前変更可)。
そして、全車内WIFIフリーは旅行者には嬉しいかも。

因みに料金は
ナポリ-ローマ　20ユーロから69ユーロ
ローマ-フィレンツェ　20ユーロから70ユーロ
ローマ-ミラノ　45ユーロから130ユーロ

4歳までの子供はシートなしで無料、15歳未満は割引あり。
万が一チケット購入できないまま乗車する場合にも、
バーゼの15%割り増しにはなりますが、
乗りたい列車のホームで空席確認のうえ、車内で決済可能。

チケットは最寄のItalo通過駅の構内に設けられる
専用のインフォメーションセンター&待合室の周辺にある自動販売機や
インターネット
コールセンター(イタリア国内から060708)を利用して購入できます。

鉄道マニアはもちろん、
そうでなくてもイタリアの旅の新しい選択肢としていかがですか?!