イタリアの日常
2013.01.11
去る1月6日、イタリアはEpifania(日本語で公現祭。東方の3博士がキリスト礼拝にやってきた事を記念する祭り)というキリスト教の宗教的な祝日でした。そしてEpifaniaの前夜(1月5日の夜)には、箒に乗ったBefanaという魔女が現れます。
この魔女は、前年良い子にしていた子供には靴下にお菓子を、悪い子には靴下にお菓子ではなく石炭を入れると言われています。
良い子、悪い子以前に、もう子供ではない、いい歳したイタリア新入生の私のもとにも、魔女がっ!来ました~!!!
魔女(いや、姑)が用意してくれました。靴下~!
中にはギュウギュウウゥにお菓子が。(お義母さん、容赦なく詰め込み過ぎて、スナック菓子、粉々です。。。)
石炭じゃなくて良かった~!と、ダメ嫁は胸をなでおろしました(切実に)。
この日、ローマはNavona広場のクリスマスマーケットには沢山の人が詰めかけます。
魔女のBefanaの人形、お菓子、オーナメント等、子供の喜びそうな物が沢山売っています。
季節毎に違う顔をみせてくれるイタリア。
夏も大好きですが、息を白くしながら見上げるイルミネーションやクリスマスマーケット、冬のイタリアもなかなか良いものです。
一度はイタリアに来た事がある方も、次は前回とは違う季節に来てみてはいかがでしょうか。その季節ならではの景色、食材。それぞれの季節にしか味わう事の出来ないものがあります。きっと新しい発見があるのではないでしょうか。1年を通して皆様のお越しをお待ちしておりま~す!
さ、魔女にもらった、大好きなTronky(美味しいですよ~、これ!)食べよう!
OKOSHI