ローマ・フィレンツェ・ベネチア・ミラノのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 イタリア観光ブログ

イタリアにはスター〇ッツクス、タ〇ーズ、エクセル〇オール、といった、日本ではお馴染みのコーヒーショップがありません。よくお客様にも「スタ〇みたなカフェってないんですねー」って言われますが、バール文化の国だからなのでしょうね。

バールで1ユーロ前後で美味しいエスプレッソやカプチーノが飲めるので、スタ〇がお店を出したとしてもあまり受け入れられないからなのかもしれません。（本当の理由は知りませんが・・・）

しかーし、この度フィレンツェのサンタマリアノベッラ駅前に、アメリカンスタイルのカフェができました！

名前はARNORDO COFFEE。

CAFEではなくCOFFEEってところがアメリカーンですね。
調べたところミラノにあるコーヒー屋さんのチェーン店みたいです。

早速店内に入ってみると、日本で見慣れたコーヒーショップの風景。

ショーケースにはドーナツやマフィン、パンケーキなどが並んでいます。

コーヒーメニューを見ても、バールでは飲めないカフェモカなどのメニューが。

徐々にテンションが上がります！

カウンターでバリスタのお姉さんに、

「アメリカンコーヒーはありますか？」と恐る恐る質問。

イタリア人の友人に以前「アメリカンコーヒーはただの水だ！」とバッサリぶった切りされたというトラウマを抱えているので、それ以来イタリアではアメリカンコーヒーは禁句と思っていた私。（ちなみにバールでカフェルンゴ、いわゆるアメリカンを頼んでも、日本のようなものはでてこない。）

勇気を振り絞って質問してみました。

するとバリスタのお姉さんが、

「もちろんありますよ。スモールですか、ミディアムですか、ラージですか？」と。

ええ、サイズが選べるんですか！

そうですよね、アメリカンスタイルですもんね。じゃあミディアムにしようかな。

（バールでは1サイズオンリー）

するとお姉さんが今度は、

「アイスですか、ホットですか？」と。

ええ、アイスにしてもいいんですか！

いやでも冷え性の私は真夏でもホットなんです。ありがとう～。

（バールではアイスなんて頼んだ日には満面の嫌な顔で応対される。）

で、併せてアップルケーキを注文。

これで合計6ユーロ。

これを高いと思うか安いと思うか。

イタリアで考えるともちろん高額です。

でも日本でスタ〇に行く事を考えるとまあ普通かなぁ、と。

しかも店内はゆったりと座れるソファなどの席も多く、地下にもスペースがあり、クーラーがきいていて快適。

さらにWIFI無料。

というわけで個人的にはかなり気に入ってしまい「駅前のスタ〇」と勝手に命名し、通いづめています。

観光の合間に便利だと思いますので、ご興味あれば言ってみてくださいね。

見た感じ、お客様はほとんど外国人。。。。

しかしそのおかげか英語も通じます。

駅前の大通りVIA PANZANI入ってすぐです。
写真右奥が駅。手前左がARNORDO COFFEE入り口

逆側に、サンタマリアノベッラ広場方面に面した入り口もあります。

イタリアでバールに飽きたら是非いってみてください！

H.I.S. SETSU