
BUON ANNO
皆様
新年明けましておめでとうございます
皆様にとって、素晴らしい1年になりますようイタリアよりお祈り申し上げております
2016年、ヨーロッパは暗めのニュースが多かったのですが、
辛いことの後には、良いことがあるはずと、信じています
今年最初のブログは、クイズから始まります
これは一体どこでしょう
(めちゃ大雑把な質問)
ホテル?
レストラン?
バチカン博物館の階段?
にしては、地味すぎる
ヒントはこちら
こ、こ、これは間違いなく葡萄を育てて、絞って、飲む所ですね
1枚目の写真ですが、ヨーク見ると後ろの棚が全部ワインなんですー
ロビーもこんな感じで、ワイン尽くしですー
しっかしお洒落なワイナリーですよねー
それもそのはず
トスカーナの老舗アンティノリ家が地元の建築家マルコ・カサモンティに依頼し、
7年のプロジェクトと工事の末に2012年に完成した最新のワイナリーなのです。
2万6000平方メートルの広さで、地下を深く掘り下げているため
こんなおしゃれで立派な螺旋階段がお迎えしてくれるのです。
この日はこのワイナリーの設計に関わった建築家のお1人が、案内してくれました。
なんとお名前がミケランジェロさん。(親の夢を背負ったね)
アンティノリ家といったら、
メディチ家同様、14世紀からフィレンツエで活躍した貴族で、
現在はトスカーナ州のみならず、ウンブリア州、ピエモンテ州、にまでワイナリーをもち、
外国の品種に早くから目をつけて、1971年元祖スーパートスカーナの「ティニャネロ」を この世に出したイタリアワインビジネスの老舗中の老舗
建物の中には、彼らの歴史を物語る博物館にもなっております
このマシーンもダビンチの発案だったらしい
歴史的ワインオープナー
めちゃセクシーなワインオープナー
現在は26代目当主ピエロ・アンティノリ氏が、3人娘とともに新たな挑戦を続けながら
アンティノリ家を歴史を盛り上げています
このワイナリーのオープニングセレモニーのさいには、ピエロ・アンティノリ氏が
「10億ユーロをかけたこのプロジェクトは、アンティノリの新たな歴史を開く」
と挨拶したそうです。
確かに10億ユーロのワイナリー ベットが無くても泊りたいわー
と溜息でした。
皆様の2017年が素敵なことで一杯でありますように
かんぱーい
幸でした。