みなさま ボンジョルノ&ボナセ~ラ
現在イタリアは新規感染者が増え、部分ロックダウン中
州ごとに赤・オレンジ・黄色のゾーンに区分され、規制の厳しさが違います。
ミラノのあるロンバルディア州、トリノのピエモンテ州、南のカラブリア州は赤ゾーン、
ロックダウンで生活必需品を扱う以外のお店はクローズです。
その他のオレンジ、黄色の州も夜間外出禁止(22時以降翌朝5時まで)と
飲食店の18時以降営業休止(デリバリー、持ち帰りは24時まで可)は同様です。
ローマのあるラツィオ州は今のところ一番緩い黄色ゾーンですが、
お隣のウンブリア州がオレンジに変わるという噂もあり、
いつ一段階厳しくなるかわからない状況です。
そんなコロナ禍に置いても、季節は巡ります。
ローマは10月の天候不良はありましたが、11月になり晴れ間が続き、
木々は紅葉し(と言ってもイタリアはモミジがないのでもっぱら黄色です)
秋の味覚の美味しい季節がやって参りました
イタリアの秋の味覚と言えば、
ポルチーニ茸、カボチャ、トリュフ、そして栗
栗はモンブランも天津甘栗(イタリアにはない)も大好きですが、
イタリアに来たばかりの頃、田舎の小さな村のお祭りに行き、
そこで食べた、薪の火で焼かれた栗が最高に美味しく、
それ以来秋の楽しみなのですが、
今年はコロナと悪天候の影響でお祭りが軒並み中止となってしまいました
アツアツ、ホクホクの焼き栗。とても鮮やかな色をしています
それでもやっぱり焼き栗(Caldarroste)食べたいな~という時は、
ローマの街角に焼き栗屋さんの屋台が出ていますので、そちらで買う事もあります。
ローマ市内主な焼き栗屋さん出没スポット
スペイン広場(Via Condotti角あたり)
ナツィオナーレ通り(コロナ前。今は人通りが減ってしまったので見かけなくなりました)
トレヴィの泉(靴屋さんとバールの間の細い路地の角)
こちら↓はトレヴィの泉目の前の焼き栗屋さんです。
栗の焼けるパチパチという音がします ※写真は昨年のものです
くるっと巻いた厚紙に入れて渡してくれます
意外なところでは、アヴェンティーノの丘にあるアランチャ庭園の入り口のところでも、
おじいさんが焼き栗屋さんを開いていました(数年前のことです)
今年は、大家さんが農家さんから頂いた栗を、オーブンで焼いてくれました。
赤ワインと合わせ、極上の食べ方で頂きました
旬のものを頂くのは体にも良いですよね。
皆さんも秋の味覚(日本はマツタケ、さつまいも、柿、れんこんなどでしょうか)を楽しんでください
ADA