地域猫の多い国と言えば近隣のギリシャやトルコ、そしてマルタが知られていますが、イタリアも中部より南は温暖ですので、猫ちゃんたちにとっては住みやすいのか、あちらこちらで見かけます。
イタリアでは地域猫の事をGatto libero自由な猫と呼びます。
旅行中に見かけたイタリア各地の猫ちゃんをご紹介します
シチリア ストロンボリ島の猫 道案内してくれました。
同じくシチリア、リパリ島の猫 教会の前でお昼寝してました。人が近づいても逃げません。平和な光景です
オルビエートの猫 お店の前のベンチにちょこんと座っていました
チビタ・ディ・バーニョレッジョの猫 まだ子猫ですね。数匹の子猫がおり、近くにお母さん猫がいるようでした。
上記は地方都市で交通量も多くない為、共存というのも不思議はないですよね。
ところでローマの街中を歩いていても、猫たちに遭遇することはほぼありません。
一体どこにいるのでしょう?
答えはとてもローマらしいのですが、実はこんな遺跡の周辺で生活しています。
テルミニ駅から1駅、ヴィットリオ広場の中の遺跡。
周辺には柵があり、一般の人は入れませんので快適そうです。
遺跡の傍で昼寝中
自治体に登録された愛護団体のスタッフが毎日餌や水のお世話をしてくれますので安心です。
遺跡の中といっても流石に冬は寒そうだなと思っていたら、よく見ると近くに一匹一匹の小屋がありました。これなら冬でも大丈夫ですね。
他には各地にシェルターがあり、そういったところで生活している猫たちも多いです。
イタリアでは法で猫ちゃんたちの権利が大切にされています。
おまけ
中庭に遊びに来る近所の猫