2021.01.27

今日1月27日は『求婚の日』だそうです。

なぜ求婚の日か、というと…。 

1883年の1月27日に、中尾勝三郎という人が日本で初めて求婚広告(花嫁募集)を新聞に出したんだそうです。今でも驚きの広告ですが、当時でも求婚広告というのは珍しかったそうで話題になったそうです。結果的には彼は19歳の女性と結婚をしたそうで、その事から広告が掲載された1月27日が『求婚の日』という記念日になったそうです。

なんともアグレッシブな婚活ですねhappy01

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さて、こちらにちなみまして今日はイタリアのプロポーズ事情をお伝えいたします。

イタリアというと情熱的なアモールheart01の国、というイメージですが一体どうなんでしょうか。

多くの皆さんのイメージ通り、イタリア人は恋愛に積極的な人も多いお国柄。こと恋愛に関してはストレートに思いを伝える人が多いとされます。また特徴の一つとして挙げられるのが、年の差カップルの多さ。「本当に好きなら年の差なんて関係ない!」という人が多いからなんだそうです。

うんうん、ここらへんはイタリアのイメージ通りですねwink

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ですが結婚、となると実はびっくり!実はかなり慎重派のお国なんです!

何故か、というとイタリアの宗教に秘密が。カトリック大国であるイタリア。勿論イタリア国民の殆どがカトリックを信仰しています。そしてカトリックでは離婚はご法度。

なんと約40年前まで、イタリアでは法的に離婚が禁止されていたんですwobbly

現在では法改正され、離婚もできるようにはなりましたがそれでもまだまだ離婚のハードルは日本に比べては高く…。

特別な事情がない限りは離婚には3年の別居期間を設けなければいけません。一旦距離を置いて、お互いに本当に離婚が必要なのかどうかを熟考する猶予期間という事のようで…。その他、法的に様々な申請や手続が必要だったり、それにかかる費用も高額な為、離婚を決意してから実際に離婚できるまで「一生かかる」と冗談まじりに語られるほど、イタリアの離婚は大変なんだとか…。

こういった事情もあって、イタリアでは結婚にはかな~~り慎重。晩婚の傾向が強く、また最近の若者達はこういった法的な縛りを避けるために婚姻届を出さない事実婚の人も増えているようです。

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少し意外にも感じるイタリアの結婚事情ですねconfident

ただ、イタリアの風習の中には「さすがイタリア!」と思わせるものも!

Serenata(セレナータ)というプロポーズの風習があるそうで…。

もともとセレナータ、とはバロック時代に簡易的な衣装と舞台で演じられたミュージカルのようなもので主に祝賀行事などで演じられたそうです。それが変化していった形の一つとしてイタリアでのプロポーズ「セレナータ」があるそうです。

勘のいい方、音楽に造詣の深い方はこのセレナータにイメージが湧いた方もいらっしゃるのでは!?

そう、このセレナータ、とは…。

男性が、婚約者や恋人の女性を窓辺に呼び出してその場で彼女に愛の歌を捧げる、というなんとも情熱的なものlovely もちろん、男性は公衆の面前で歌うのです!まさにイタリアが舞台の恋の物語、ロミオとジュリエット(ロミオは歌いませんが…)ですね!!

ちなみに下のお写真は、ロミオとジュリエットの舞台ヴェローナにあるジュリエットの家のバルコニーですhappy01

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とはいえ、さすがにこの風習はそうメジャーなものではないようですし、もちろん今でもほぼやる人はいないです。ただ本当に本当に本当に稀に、サプライズ演出としてやる方もいらっしゃるみたいですよ。今はプロポーズにフラッシュモブなどでサプライズをする方もいらっしゃいますから、その一つと思えばアリなのかも…!?

今日はイタリアの結婚事情とイタリアらしいプロポーズ方法をお伝えしました!イタリアらしさと意外なイタリアの一面だったのではないでしょうかhappy01

もしプロポーズをご検討の方で、恋人さんにサプライズ演出をお考えの方がいらっしゃればぜひぜひイタリア式情熱的プロポーズ「セレナータ」もご検討くださいbleah

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