続いてご紹介するのはヨセミテ公園内で最も由緒あるホテルとしても
有名な「アワニーホテル」です。
1927年に完成したこちらのホテルは、ホテルを建てる際の材料となる
木や石を全て公園内で確保して作られています。
過去にヨセミテ公園を訪れた各国要人を始めとしたVIPは、みなさん
こちらのホテルに宿泊されるほどでして、ヨセミテ・ロッジとこちらの
ホテルは常に満室ですので、予約自体を取るのが非常に難しいです。
さて、どんなホテル(外観)かと言いますと↓
こちらは中庭から撮った写真でして、このアワニーホテルはこのような
ホテル棟(99部屋)と、もうひとつコテージタイプ(24部屋)のもの↓があり
トータル123部屋あります。
ちょっと見難い写真になってしまっていますが、これがコテージタイプの
ものでして、写真を撮った時期(6月)になるとコテージの周りの木々が
覆い茂って写真を撮るにも一苦労ですが、これによって各棟のプライベ
ート感が保たれていると言っても良いのではないでしょうか。
ちなみにこのタイプ(コテージ)の場合のお部屋はというと↓
1キングのお部屋になりますが、かなり雰囲気出ていると思いませんか?
壁に掛けられた写真も、昔のヨセミテをイメージさせるモノクロ写真等が
うまい具合に飾られていたりして、とにかくも落ち着いた雰囲気です。
部屋の設備はというと↓
設備自体はヨセミテ・ロッジとあまり変わらないというのが、私の感想ですが
ただ、全体的な雰囲気に惑わされ・・・・もとい、歴史を感じさせるのがここ
アワニーホテルというわけです。
お風呂はいたって普通のものです。
しかし、ヨセミテロッジとの違いは石鹸等のアメニティーがちゃんと用意され
ているところでしょうか。(なぜかアヒルのおもちゃもあります)
アワニーホテルのもう1つの売りは、中庭からの景色ではないでしょうか。
中庭からはハーフドームやヨセミテ滝が見えるほかに、敷地全体がヨセミテ
バレーのそそり立った谷に囲まれており、まさに圧巻です。
ところでアワニーホテルのロビーはというと↓
こちらも歴史を感じさせる作りだと思いませんか?
アワニーホテルは何がスゴイのかというと、確かに歴史の長さもそうですが、
1番驚くのはその「サービス」です。
従業員が提供するお客様に対するサービスの質が半端じゃない。
始めてそのサービスを受けた時は、あまりの卒のなさに目が点になりました
宿泊客がどうしたら気持ちよく滞在できるのかをちゃんと分かっているという
ことなんでしょうね。
ロビーにはギフトショップやレストランもあります。
ちなみにレストランでくれぐれもご注意頂きたいのが、アワニーホテル内の
レストラン「The Dining Room」です。
このレストラン、夜の食事の際はドレスコードがあります。
国立公園内なのに正装なのかと言われそうですが・・・・・・
そうなんです、由緒正しいホテルですから。
しかも、要予約。
宿泊されてない方でもこのレストランで食事を取ることはできますので、
正装しなければならない夕食は避けて、朝食や昼食をここで取るというの
はいかがでしょうか?
何はともかくも、是非一度は泊まってみたいホテルです。