鍛冶屋の村チリン
ここもまた
今どうしても訪問したかった場所で
今回のレーの旅の理由の1つ
ザンスカル川とインダス川の合流点
今回は先日の雨のためか
インダス川に沿って走ると見てくるのが
インダス川の川下り
結構早い流れの中
ラフティングを楽しむ観光客たちと
くねくねした山道を進み

到着したところはとても小さな集落
こんなところに鍛冶屋が?

人っ子ひとりいないような静かな場所で
「おーい ここじゃよ」

じい様が声をかけてくれ
家の中で
シンプルな生活の中に宿る台所の火種
素朴で優しい笑顔

いくつか購入して
しばらく村を歩いていると
別の職人の家を発見

浮世離れしたオーラ
職人といよりも仙人?

流れる時間がまさに悠久
ものすごい視線を感じた先には孫
違う惑星からやってきた物体を見た恐怖?
何をやっても笑ってくれません
ちょっと年が上の坊やが持ってきたのは

仙人の自信作
「こうやってじゃな

こうやってこうやるとできるんじゃよ」
もうひれ伏すしかない仙人の神業と傑作
「オイ スプーンデモカッテイケ」
今にも泣き出しそうなふくれっ面
30分くらいしかいなかったのに
もう1年くらい過ごしたかのように感じる感覚

しばし 桃源郷を見た気分でした
おまけ
チリン村を出て行こうとすると
おばちゃん 「もし今から帰られるならぜひお願いします」
どうぞどうぞ
車内ではマニ車を回しながら読経が響き
つづく
HISデリー支店 古賀
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投稿: 美樹 -2012年8月 5日 (日) 03時19分
■いつも、興味深い
仙人が、一体何人いる村だろう(笑)素晴らしい。行ってみたい! -
投稿: his-delhi -2012年8月 6日 (月) 10時04分
■無題
美樹さん仙人も、仙人のように見える人も、でもじい様は誰もが仙人のように見えてしまいます。。。レーは本当に特別です。 -
投稿: としえ -2012年8月 8日 (水) 09時49分
■なつかしい
20年前にレ-を訪れましたが、のどかな風景と素朴な村人は変わらないままで感激。ただ、あの川でラフティングをしている画像を見て、時の流れを感じました。又、行きたい。 -
投稿: his-delhi -2012年8月 8日 (水) 15時07分
■無題
としえさん20年前!ホテルもかなり増えて、洋服姿の人々も増えて、飛行機の便数も増えて、すっかり変わってしまった部分はあると思いますが、あの桃源郷のような世界が人々を惹きつける力は決して衰えないと思います。揺ぎない信仰と時代に左右されない(多くを求めない)人々の姿がそこにはあるからです。