ヒマラヤ山脈を源流に持ち、インド北東部を流れる全長2525キロにも及ぶガンジス川。
ヒンドゥー教徒にとっては、聖なる川と言われています。
インド神話によると、かつて天上を流れていた聖なる川が、人々の祈りによって
地上に流れるようになったと言い伝えられており、ガンジス川そのものが、
ガンガーという女神であるとされています。
川幅が広く大河となって流れるバラナシは、ヒンドゥー教徒にとって聖地。
『全ての罪を洗い流してくれる』とされるガンジス川で沐浴する事は、
ヒンドゥー教徒にとっての夢。
『この世の苦しみを解き放ち、解脱(げだつ)する事が出来る』と信じられている為、
死んだ後、灰をガンジス川に流す事は死者に対する最大の敬意とされ、
多くのヒンドゥー教徒にとっての最大の夢。
その為、毎日多くの巡礼者がここ、バラナシを訪れます。
火葬場も多くあり、生と死が混在するまさに聖なる川、ガンジス。
「インドを訪れたら一度、訪れて聖なる川を感じてみたかったんです!」
と、先日インド旅行を終えたばかりの澪ちゃんが沢山の写真を送ってくれました。
彼女の写真から、インドの雰囲気をお伝え出来たら、と思います。
ガンジス川 in Varanasi
まずはガンジス川の朝日。
広大な川の向こう側は不浄の地とされているらしい。
なんとなく『三途の川』というキーワードが浮かびました。
渡っちゃいけない、訪れてはならない、生と死が混在するって知ると尚更
そう感じてしまうのかもしれません。
まずはボート乗り場からボートに乗りガンジス川を見学します。
結構大きな船に乗ったのね🚢
沐浴している人がいます。
太陽が出ている時は、太陽に向かって沐浴するんだそうです🌞
ちなみに、は男性はふんどしのようなもの(上半身裸)で、
女性はサリーのまま入る方が多いそうです。
女性の肌の露出は宗教上の理由でNGなので、注意しなくちゃいけません。
今回、澪ちゃんと桃ちゃん(今回旅した同僚二人)は沐浴はしておりません💦
まず、水温が低すぎるから。
そして、ガンジス川の水質が悪すぎるから。。。。
日本人には厳しめな水質。
それもそのはず、ガンジス川には下水も流れており、生活排水も流れて来るし、
さっき書いたように火葬場が周りに点在していて、灰が流れて来るし、
子供や妊婦、事故死で亡くなった方は遺体をそのまま流す風習もあるので、
とにかく、頭からガンジスの水をかぶるっていうのは、
何らかの菌を身体に入れる事になりかねないんですって。。。
そんなガンジス。
澪ちゃんは手だけ浸けてきました、って言ってました。
「文化を知るって事は、体験するって事。」
格好いい事、言ってくれます⭐
この方は頭から入ってますね。
ちなみに3回・5回・11回・21回と沐浴回数も決められた数があるそうです。
岸から離れた場所からパシャリ📷
ボートを降りて少し歩いたところにある沐浴場。
ここが一番にぎわっていました。
先日のブログでも書いたけど、本当にインドの方の衣装は鮮やかです。
無造作に置いてあったロープとお花。
これ、ガンジス川に流すのかな~。
お供え物かもしれません。
宗教色が強い場所ではありますが、多くの人の憧れの地バラナシ。
生と死を間近に感じる事は、これからの人生の何かに役に立つかもしれない。
旅行中に25歳のお誕生日を迎えた澪ちゃんが話してくれました。
格好良いぞ。
やっぱりインドに行くと、人は変わるって噂には聞いてたけど。
ますます魅力的になるのかもしれません。
これを読んでインドに興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、
是非バラナシへお越し下さい。
バラナシが、ガンジス川が貴方を待っています⭐
---/今回の旅好きライター/-------------------------------------
ペンネーム ゆうちっち
一言自己紹介 3歳・6歳の男の子2人を持つ歌うママ
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