Namaskar!
皆様、お久しぶりです!
今回はナマステ(Namaste)よりフォーマルな挨拶表現、ナマスカール(Namaskar)でブログを始めてみました。皆さんもインドに来た時はぜひ使ってみてください!
さて、今回はインドの地下鉄(デリー・メトロ)について紹介をしたいと思います。
えっ、発展途上国のインドに地下鉄があるの?と思う方もいるかもしれませんが、実は2002年(約20年前)に開業をしています。
日本では1927年に初めて本格的な地下鉄が開業しているので、約70年遅れというところでしょうか。
ちなみに、デリー・メトロの建設には日本政府や日本の企業も大きく協力をしていて、その技術・経験などが活かされているんですよ
メトロがあるのはまだ主都のニューデリーのみですが、全部で9路線、252駅と世界最大規模なんです
現地で生活していると分かるのですが、とても便利でリーズナブルなので、スリなどの犯罪には十分注意した上でぜひ利用してみてください!
当記事でもメトロの乗り方、他の交通機関との比較などを説明していますので、ぜひご参考に。
画像は私がいつも通勤で利用しているVinoba Puri Station(ビノバ・プリ駅)です。
とっても綺麗ですよね
メトロの乗り方
メトロの乗り方はとても簡単です!
日本との大きな違いと言えば、入場時にボディチェックと荷物検査があること、
切符ではなく以下のようなトークン(プラスチックのコインチケット)を利用すること、
トイレが有料なこと、ぐらいでしょうか。
1. 目的地までの経路を調べる
事前に目的地までの乗降車駅・乗換駅、利用路線、料金などを調べましょう。
私はいつもGoogle Mapを利用しています。
以下のように何番ホームから乗るのか、何番ゲートから出れば良いのかなどの細かな部分まで案内してくれるので必要な情報は大方揃うと思いますよ。
2. 乗車料金を支払う
乗車駅に着いたら、乗車料金を支払う必要があります
支払方法は2種類あります。1つはトークン(切符)を購入する方法、
もう1つはメトロカードへお金をチャージして支払う方法です。
トークンの購入方法:
駅の券売機または窓口で購入することが出来ます。
購入すると上述した丸いプラスチックのトークンを貰えます。とても可愛いですよね。
切符と一緒ですが目的地に着くまでは無くさないようにしましょう!
窓口で駅員さんにチャージして貰うか機械を使ってチャージすることが出来ます。
機械を使ってのチャージはトークンを購入する券売機とは別の機械で行いますが、大体窓口近くに設置してあると思います。
私もまだ試したことはないのですが、事前にWebサイト上で決済し、その後に機械を使ってチャージ出来るようです(また試したら追記します!)。
トークンを買うよりもいくらか割引になるので頻繁に利用する方は作っておいて損はないですよ。
3. 荷物検査&ボディチェック
改札を通過する前に荷物をすべて機械に通し、ボディチェックを受ける必要があります。
空港の保安検査をイメージしていただけると分かりやすいかと思います。
持ち込み禁止物(お酒など)などを持っていると止められます。
(私は今のところ引っかかったことないので、割とゆるめだと思います。笑)
4. 改札を通過
荷物検査、ボディチェックが終わったら改札を通過しましょう。
トークンでもメトロカードでも方法は同じで、改札にピッとかざして通過します。
トークンは使用終了後、降車駅の改札を出る時にちょうどトークンが入るサイズの穴があるのでそこに入れて返却しましょう。(私は一度返し忘れましたが可愛いのでお土産として持ち帰りました。笑)
5. 乗車
改札を無事に通れたら、いよいよメトロに乗車です!
向かう方角(乗車するプラットフォーム)を間違えないようにしましょう。
インドのメトロはまだ出来たばかりということもあって以下のようにシンプルで清潔です。
意外ですよね。
ただ混みあっている時など、スリや痴漢といった犯罪には十分注意しましょう。
リュックなどは念のため前に背負って乗車すると安全です。
向かう方角の一番最初の車両が女性専用車両と聞いたので、女性は活用してみると良いかもしれません
6. 乗り換え
目的地によっては乗り換えが必要になるかもしれませんが、案内表示に従えば難しくないので安心してください。
デリー・メトロの路線はブルー、ピンクなど色別に分かれているので、その色の足跡マークで向かう方向の案内があったりします。
遊び心があって可愛いですよね
7. 降車、目的地に到着
いよいよ目的地に到着です。
トークンは改札機に返して目的地へ出発しましょう!
※注意点※
● トイレは有料です!私は知らずに無賃利用しかけました
トイレの出入り口に係の人が立っていると思うので、利用し終わった後は必ず料金を支払いましょう。私が利用した時は5ルピーでした。
● その他困ったこと、わからないことがあれば改札近くにある窓口や、
駅員さん、他の乗客の方などに聞きましょう。基本的には優しく教えてくれると思います。
英語があまり通じない方もいるので翻訳アプリなどを活用しましょう!
他交通機関との比較
ここからはメトロと他の交通機関との比較をしてみたいと思います。
比較するのはバス、オートリクシャ、Uberの3つで、
料金・所要時間・安全性・快適さの4つの観点から評価をしていきたいと思います。
(サイクルリクシャは長距離の移動には向かないため今回は外しました)
今回は私の住んでいるLajpat NagarからHISデリー支店までの経路で比較をします!
料金 | 所要時間 | 安全性 | 快適さ | |
メトロ |
40ルピー |
約1時間 | 〇 | 〇 |
バス |
15ルピー (女性は無料) |
約1時間 |
× | × |
オートリクシャ | 約200ルピー | 約30分 | △ | △ |
Uber | 約300ルピー | 約30分 | ◎ | ◎ |
あくまで主観なので感想は人それぞれだとは思いますが、
メトロはオートやUberに比べて1/4以下と非常に安価で、そこそこ安全で快適という印象です。
所要時間も通勤時間帯などの交通渋滞に左右されずに済むので、
場所や時間帯によってはオートやUberより短縮することも可能だと思いますよ。
まとめ
今回はインドの地下鉄(デリー・メトロ)について解説させていただきました。
デリーにてメトロの利用を検討されている方はぜひご参考にしてください!
HISではデリー観光、デリー周辺観光のツアーなども多く取り扱っていますので、
気になるツアーがございましたらぜひHIS公式サイトよりご予約ください
それでは、See you soon!