皆さん、ナマステ~
今回はインドのオールドデリーにあるおススメホテルをご紹介。
筆者も恥ずかしながら先日初めて存在を知ったのですが、
オールドデリーにもこんな素敵なホテルがあるんだ!と感動しました。
インド好きの方は既にご存じだと思いますが、オールドデリーはムガル帝国時代の首都。
オールド デリーは、インドのデリーの中央デリー地区にあるエリアです。 1648 年にシャー ジャハーンがムガル帝国の首都をアーグラから移転することを決定したとき、シャージャハナバードという名前の城壁都市として設立されました。 ウィキペディア(英語)
現在は「ザ!インド!」な雰囲気満載のカオスな街です。
車も入れないようなせまい通りにお家やお店が密集し、
平日・休日問わず観光客や現地の方で賑わっています。
休日のディナータイムなどのピーク時は、人が多過ぎて歩くのもままならないぐらいです。
ストリートフードがとても美味しいと有名で、現地の方も足しげく通う繁華街です。
正直ストリートはゴミだらけで衛生的とは言えないし、
物乞いや床で寝ているホームレスの方なども多く、安全面も少し不安です。
(悪口ばっかり言っていますが、インド感を感じることができるおススメの場所です。
路地裏や下町の雰囲気が好きな人には、たまらない魅力です。)
まぁそんなオールドデリーなので、500ルピーとかで泊まれるボロ宿ばかりでまともなホテルなんてないだろう、と筆者は偏見を持っていました。(失礼)
しかし、ありました!オールドデリーにも素敵なお宿。
それがこちらの【Haveli Dharampura(ハヴェリ・ダーランプラ)】という4つ星ホテルです。
世界遺産「レッド・フォート(ラール・キラー)」、インド最大のモスク「ジャマー・マスジッド」などの定番観光地からもほど近く、弊社のオールドデリーツアーでもご案内しているヒンディー教寺院(Shri Gauri Shankar Mandir)やシク教寺院(Gurudwara Sis Ganj Sahib)なども周りにあり、好立地です。
だだ、ジャマー・マスジッド前の中心街からは少し離れたところにあるので、
(といっても徒歩10分圏内)、とても落ち着いた雰囲気のホテルです。
せまくてくら~い路地裏をゆっくり歩いていくと、、
ぽつりとHaveliホテルの大きな門が現れます。
まったく同じところとは思えない雰囲気です!
Haveli(ハヴェリ)はインドの言葉でマンション(邸宅)を意味し、その名の通り、ムガル帝国時代の皇族やお金持ち(ホテルの支配人さんによると、当時のビジネスマンたち)が実際に住んでいた邸宅なんだそう。
1887年(130年以上前)に建てられ、人が住まなくなって以降ずっと空き家として放置されていたのをホテルにリノベーション。当時は浸水などの影響もあり湿気が多く発生し、建物の構造も残さないほどひどい状態だったのだそう。
それを6年もの歳月をかけて小さいながらも豪華なHeritage(遺産)ホテルとして改装し、その努力が認められ、2017年にユネスコの文化遺産保護賞も受賞しました。
そんなHaveliホテルのビフォー・アフターはホテル各所や公式サイトで見ることができます。
ボロボロの民家が綺麗に生まれ変わる様はとても感動的です!
概要を語るだけでもけっこう長くなってしまったので、
実際のホテルの中の様子や設備などは次回の記事で紹介をしたいと思います。
それではまた!
~Part 2へつづく~