シンチャオどうもTOMです。
今日は自分の偏った趣向で書いてみたいと思います。
そこで、今回のお題は遺跡マニアにはたまらない博物館として
ダナンのチャム彫刻博物館を取り上げたいと思います。
博物館に行く前は仕事を終えてホーチミン行きの飛行機まで1時間くらいあったので、
ちょっと見るだけ見ておこう的な気軽な気持ちで行ってみたところ、
自分がとんでもない過ちをおかしたことに気がつきました。
これはヤバイと。ミーソン遺跡も行きましたが、
ここにあるのは、その遺跡から出土した個性的な像や彫刻の数々で
量もさることながら、その時代その時代の独自の文化ならびに
近隣諸国で起こった文化の影響を受けているので、
時代によってその個性が異なり、その変化を見るだけでも圧倒されます。
とりあえず、まずは素晴らしい彫刻の数々をご覧ください。
南インドの香りがします。しぐさが優雅で神秘的です。
動きがあって、非常に美しい彫刻です。
アン・ミィ様式の力強い彫刻です。
インドの香りが強い大きなリンガが乗った部分を支える土台の彫刻です。
ドン・ジュオン様式の民族性が非常に良く出ている彫刻です。
チャム族固有の彫刻ですが、動作がなんか笑えます。にょっき。
それでは、素晴らしい像の数々をとくとご覧ください。
本当に大きくて、迫力があります。もう1対対をなしているので、
アジア諸国にある狛犬のような像です。
でました。かなりデカイ2対の像です。
しかも、象のような怪物の上にのっています。
ゲームや映画にでてきそうな像です。
チャンパ芸術のモナリザと勝手に命名しました。
まだまだ、紹介しきれないくらい数々の展示物があります。
その昔、ベトナムにはこんな華やかな文明が華開いていたかと
想像するだけで、ロマンを感じます。
チャンパの遺跡と言えば、ミーソン遺跡が有名ですが、
遺跡と博物館両方を見ることで、もっとチャンパの文化を理解できると思います。
まだまだ、知名度が低いですが、これは見ておいて損はないです。
ちなみに私は1時間でしたが、最初の2部屋で1時間を使ってしまい
あとの部分は写真だけとってきました。
これで、またダナンに行く楽しみが1つ増えました。
TOM