2019.11.20

しんちゃお!KATSUです。

先週、ホーチミンからネパールに旅行にしました。
その時のことを少しだけ旅行記として綴ります。

カトマンズ

私がネパールの玄関口「カトマンズ」の街についたのは、
ほのかに輝く弧月が東の空に昇り始めた夜10時のことでした。

ホーチミンを出発してからはや11時間。
飛行機の窓から見下したカトマンズの街灯は、
長旅の疲れを忘れさせる旅の高揚感へのトリガーには十分すぎるほどの景色でした。

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かつての14世紀に隆盛を極めたカトマンズ王国の王都としてネワール文化が花開いた「栄光の都」カトマンズ。
壮麗な王宮から歴史を感じる仏教寺院、何気ない家屋の門構え、
そして路地裏まで、至るところに繊細で華やかな彫刻が施されています。
ふと目にするお土産品に彩られた模様に、ハッと心を奪われることも少なくありません。

街の中心からでも遠くにうっすらとヒマヤラを見えるカトマンズ。
かつては「人よりも神様のほうが多い街」とよばれたこの場所では、
いつでも人々の祈りがそばに感じられるのではないでしょうか。

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ダンバール広場

さて、カトマンズの旅の物語は、ダンバール広場から始まります。
ネパール語で「王宮」を意味するダルバール広場は旧市街からもほど近く、いつも多くの旅行者で活気づくカトマンズの中心エリアです。
2015年の大地震で遺跡の殆どが崩壊をしてしまいましたが、徐々に復興され、いにしえの姿を戻しつつあります。

タンバール広場は、中世ネパールにカトマンズ盆地に君臨した3王国が、それぞれの王国の中心として栄えた場所です。
3王国がそれぞれの権威と栄華示すために競い合いあって建設されたため、
どの広場にも壮麗な装飾が施された王宮や仏教寺院が立ち並んでいるのが印象的。

広場にはせわしなく行き交う人と車、エスニックな雑貨が所狭しと並ぶ露店、
寺院の廂の下で愛を語らい合うカップルたち、道ゆく人々の礼拝を受ける謎めく巨大な石像カーラ.バイラル。
この場所に来れば、誰もがきっと旅人になれるはずです。

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世界遺産スワヤンブナート

夕暮れ時のカトマンズの景色に会いたければ、カトマンズの街を見下ろす緑の丘に立つ
仏教寺院スワヤンブナートに訪れてみてはいかがでしょうか。

市内中心部から車で20分のスワヤンブナートは、2000年前に建てられたとされるネパール最古の仏教寺院であり、カトマンズ盆地の仏教の聖地です。
約400段の石段を登った先には一目見れば忘れないほど印象的な、全てを見通す金色のブッダ・アイが中心にそびえます。

Swayambhunath

展望台から眺めるカトマンズのパノラマが美しく、特にサンセットの時間には鮮やかなオレンジに染まる古都の絶景に出会える人気の観光スポット。
カトマンズの恋人たちの定番のデートスポットのようです。

ブッダ・アイの周囲にはマニ車が並んでいます。一周回すとお経を唱えるのと同じ効果があります。
きっと文字の読めない人にも救世を差し伸べる、そんな優しい意味がアルのではないでしょうか。
ぜひブッダ・アイを右に眺めながら、願い事を込めて一周回ってみてはいかがでしょうか。

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また冬の早朝にはスワヤンブナート寺院から、
白い霧で覆われた神秘的なカトマンズ盆地を見る事が出来ます。
朝日に照らされ盆地の霧が晴れていく様子は、あたかも湖の水が引いていくいにしえの伝説を実現しており、後には青空に映える古都の町並みが残るばかりです。

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タメル地区

夜になれば、ぜひバックパッカーで賑わうタメル地区を訪れて下さい。
衣類・雑貨・仏像など多種多彩なお土産を扱うお店がギュッと軒を揃え、いつでも活気にあふれています。
冷やかしがてら、一軒一軒覗いて見るだけでもワクワクできるはず。
お値段もかなり安いので、ついつい買い過ぎちゃうくらいです。

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またバックパッカー街といえばローカルフード店。
香辛料を効かせたマトン焼きが150円、香ばしく燻した鶏ももが200円、
そしてビールの大瓶が300円と、酔うにはもってこいの環境が揃っています。

きっとカトマンズの夜は、人よりも神様よりも、
酔っ払いのほうが多いのではないでしょうか。

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今宵もしたたかに酔って候。

ということで今回はカトマンズ編を綴りました。
機会があれば、ポカラ編も書いてみたいと思います。

ぜひ、一度カトマンズに訪れてみてはいかがでしょうか。

ネパールの現地情報はこちら
H.I.S.ネパール支店サイト
https://www.his-discover.com/nepal/

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