しんちゃお、Katsuです。
前回ご紹介したネパール旅行:カトマンズ編に続き、
今回はポカラ編をご紹介したいと思います。
前回のカトマンズ編はこちら。
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ネパール二日目の早朝。
私は小型ジェットに乗り込み、カトマンズから国内線で30分の場所に
位置する湖畔の街ポカラへと向かいました。
機内の窓からは、はるか遠くに万年雪を冠雪したヒマラヤが長く伸びていました。
ずっと続くその雄大な景色に、改めてこの国がヒマラヤに愛された場所であることに気付かされました。
飛行場を降りた私を待っていたのは、スモークがかったカトマンズの空とは打って変わり
突き抜けるような晴天の青空でした。
私を包み込む心地よい空気が自然と私の感性をを丸くしてくれ、
背筋をピンッと伸ばしてくれました。
ポカラ
マラヤ山麓に位置するネパール第2の観光地ポカラ。
アンナプルナ山群の姿をフェワ湖面に映し出し、街中のどこからでもその姿を間近に仰ぎ見られるとっておきの街です。
世界でも例を見ない高低差のポカラでは、バザールからも家々の屋根越しからはもちろん、
ホテルの窓からも湖上からも迫力あるヒマラヤ山脈を間近に堪能出来ます。
世界のツーリストが必ず「訪れて良かった」と絶賛するポカラは、
気候も温暖で湖畔の空気も澄み渡り、まさに旅行者の桃源郷。
澄み渡るフェワ湖越しの遥か空までそびえるヒマラヤの絶景とともに、
ついつい長居してしまいたくなる不思議な魅力が、ヒマラヤの麓の湖畔の街ポカラにはあります。
フェア湖
ポカラの魅力の1つが遥かヒマラヤを仰ぎ見るフェワ湖の景色です。
フェワ湖はアンナプルナ氷河を水源とするポカラ屈指の穏やかな湖です。
天気がよければ湖に映るヒマラヤにも出会えます。
天高くそびえるアンナプルナ連峰も澄み渡る青空さえも湖面に映し出されるその景色は、
まさに神々の領域。
静かな湖畔のカフェやホテルのテラスで、時間とともに移ろい行くフェワ湖の景色を眺めるだけでも、このポカラに来た価値があります。
湖畔にはたくさんのお洒落なカフェがあるため、ミルクティーと共に読書したりビールを飲んだり、のんびりと過ごすのがポカラの定番の過ごし方です。
ポカラを楽しむコツ。
それは時間に縛られず、何もかも忘れて自然に身をゆだねること。
ヒマラヤの風の音に耳を傾け、心癒されるポカラの休日を過ごしてみてはいかがでしょうか?
サランコットの丘
フェア湖畔でのんびりした時間も素敵ですが、トレッキングもポカラの魅力。
少し足を伸ばして山に入ればヒマラヤ山脈 も近づき、よりその迫力は増します。
ポカラを起点にしたトレッキングコースは様々ありますが、特におすすめはサランコットの丘。
頂上までは片道1時間程度のトレッキング入門コースなので、少し勾配がありますが、
ゆっくり歩けばそこまで大変ではないかと思います。
頂上の展望台には、天をつきぬくアンナプルナ山群のパノラマ・ビューが待っています。
汗をかいて登ってきた山頂から眺めるポカラの街はまさに絶景。
いつもよりも青空が高く思えるはずです。
Mountain Glory Forest Resort
今回はレイクサイドから離れた、Mountain Glory Forest Resortに宿泊しました。
旅行者があつまるレイクサイドでワイワイ楽しく過ごすのもいいですが、
滞在スタイルによっては、喧騒から離れたマウンテンサイドでゆっくり過ごすのもおすすめ。
Mountain Glory Forest Resortは、お部屋からもヒマラヤを眺めることができる素敵なホテル。
朝は何もせずに、コーヒーとトースタを味わいながら
ずっとヒマラヤを眺めているだけでも贅沢な気分になれます。
朝日を浴びて、赤く浮かび上がるヒマラヤの姿は本当に感動的。
世界一の山を間近で感じることが出来る、素敵な休日をすごせるはずです。
もし清少納言がポカラを訪れていたなら、
ポカラはあけぼの、と詠んていたかはわからないけど、
それほど明け方のポカラは、凛とした空気もあって
趣深い景色が広がります。
やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、
紫だちたる雲の細くたなびきたる。
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「神々の住む山」ヒマラヤに愛された湖畔の街ポカラ。
誰もが一度その場所に訪れれば、その風光明媚な風景と緩やかな時間に魅了され、
きっとポカラを好きになるはずです。
青空さえ吸いこまれる空色の湖と白銀に輝くヒマラヤ山脈のコントラストは、
世界でもポカラだけで出会えるとっておきの景色です。
ぜひベトナム赴任の間に一度は訪れてみて下さい!
Katsu