2020.02.11

Katsuです。
先月、ベトナムが誇る世界遺産ハロン湾でプレジデント・クルーズに揺られて、
宿泊クルーズを楽しんできました。

今回は、そのハロン湾クルーズについて
旅のキーワードと共に、徒然なるままに綴りたいと思います。

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天気

旅行に行く時、いつも気になるのが天気。
「明日は旅行だから、晴れたら良いなぁ。」
たいてい旅行の前日は、そんな風に考えてしまう。

でも、ことハロン湾旅行に関しては、そんな事を考えなくても良いのかもしれない。
晴れた日のハロン湾は碧色の海が広がり、もちろん綺麗なのだけど、
雨の日のは霧と深緑の岩々が幻想的なハロン湾も、また粋なもの。

その日の天候により千差万別するハロン湾は、一日として同じ景色はないはず。
天気の絶妙な変化を楽しむめるのも、ハロン湾旅行ならではの旅の醍醐味。

ハロン湾はいつだって旅日和。
今日はなんて旅するのに良い日だろう。

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風情を感じる


まるで高級ホテルのように、柔らかなカーペットが敷き詰められたロビーに
一歩足を踏み入れたのなら、ここが本当に船の上なのか戸惑ってしまうはず。

レストランの窓から見える、徐々に離港していく景色は、
これからはじまる素敵な船旅の予感を、いやが応でも期待してしまう。

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船が出航したら、ぜひサンデッキに出てみよう。
以外なほど高いクルーズ船の高さから眺める、間近に迫る奇岩の迫力にきっと圧倒されるはず。

風景、風情、風土、風流、風物詩…。
素敵な景色を表現する時、私達日本人は常に「風」とい言葉を使ってきた。

ハロン湾の「風」を感じるのなら、
クルーズ船のサンデッキほど、おあつらえ向きな場所はないはず。

いつもより、もっと空を近くで感じることが出来るのではないだろうか。

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想像力

ところ変われば、文化も変わる。
日本では仲の良い夫婦岩に見えるものが、ベトナムでは闘鶏の岩に見えるらしい。

この違いは、ベトナムと日本との文化的背景に起因するものだから、
違って見えるものは仕方ない。

想像力を働かせてみるのもまた一興。

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マジックアワー

無数に林立する奇岩をオレンジに染めながら、ハロン湾は静かに夕暮れの時間を迎える。
遥か地平線に沈みゆく夕陽が、あざやかなグラデーションと共にハロン湾をドラマティックに彩っていく。

決して日帰りでは味わえない日帰りでは出会えない、この素敵なマジックアワーを過ごすため、多くの旅人はハロン湾で夜を過ごすのだろう。

薄紫色の西空から色彩がなくなると、波音以外には聞こえない静寂を残して、ハロン湾は艷やかな夜の表情へと変わっていく。

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酔いて候

プレジデントクルーズの自慢は、ディナーにあり。
ミシュランを獲得したシェフが監修を手掛ける、味も見た目も麗しい創作料理が並ぶ
コースディナーは世界のグルメストたちの舌とお腹を満足させてきた。

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素敵なディナーの後は、BARへようこそ。
プレジデントクルーズは、景色もいい、料理も良い、客室もいいが、
実はBARも良い。

何をかくそう、私が数あるハロン湾クルーズ船の中からプレジデント・クルーズを
選んだ理由は、ピアノ・バーが備わっていたから。

けっして気取らないお洒落な空間が存在します。
心地よい歌声が心を蕩けさせてくれ、特製カクテルが血液に溶けて体中を巡り、
気持ちよく酔わせてくれます。

世界遺産のゆりかごに抱かれて、心地よくホロ酔いできる上質な時間は、
大人のハロン湾旅行には欠かせない。

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夜は星空に包まれて

月冴え渡るハロン湾の夜は、眠らない。
せっかくなら夜もサンデッキへとでかけよう。

満月の夜に照らし出され、ほのかにシルエットを浮かべるハロン湾は
まさに水墨画の世界のように、幽幻な空間が広がる。

かつての王族も眺めたであろうハロン湾の星空は、
300年の月日を経て今も同じか、変わっているのか。

こんなに素敵な夜なら、満月を肴に一杯やるのも決して悪くない。
いっそ宇宙に浮かんでいるような気持ちにさえなる星空のシンフォニー。

大切な人とご一緒に。

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太極拳

ハロン湾の朝ははやい。

ハロン湾を包み込む新鮮な朝霞とともに、深呼吸を一つ。
太極拳とともに新鮮な空気を身体に染みわたらせれば、
いつもよりも背筋もピンと伸びるはず。

朝日に照らされ、くっきりと姿を現すハロン湾の奇岩郡は神々しさすら感じさせ、
新しい一日の始まりの訪れを実感させてくれる。

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朝食後は、離島に上陸してトレッキングも楽しめる。
急な階段がつづく登山はなかなか大変だけれども、登りきった先に広がる絶景は感動。


ハロン湾が手のひらの中に収まるような、世界が丸く見えるような、
そんな錯覚さえ起こしてしまう奇岩のパノラマ。

清々しい空気の中で、汗をかける事の何という素晴らしいことなのだろう。

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ハロン湾シンドローム

世界遺産で過ごす1泊2日のクルーズ旅は、あっという間。
気がつけばもう帰りの車中。

楽しかった時間の終わりを感じつつ、徐々に見えてくるハノイの街に少し寂しさを感じる。
でも名残りとしさと寂しさを噛みしめる、この時間旅も魅力の1つ。

ふと、ハロン湾らしさ。について考えてみた。
ハロン湾「らしさ」とはなんだろう。

それはやっぱり千差万別なのだろう。
いつ行ってもどこか少し違うハロン湾は楽しみ方も毎回異なる。
訪れるたびに新しい発見があるハロン湾は、何度行っても面白い。
見る人によって、少しずつ違う風景になるのも趣深い。

毎回新しい表情に出会える事、それがハロン湾「らしさ」なのだろう。

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ということで、ハロン湾のクルーズ旅を綴りました。
本当はもっと船内設備を書いたほうが良かったのだけど、
ハロン湾の景色が美しすぎて、ついつい景色ばかり書いてしまいました。

日帰りでは決して味わうことが出来ない、移ろいゆくハロン湾の絶景。
駐在しているからこそ出来る贅沢な旅の時間をお楽しみ下さい。

ハロン湾旅行情報はこちら
https://www.his-discover.com/vietnam/halong-bay/

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