Katsuです。
ベトナムに住んで5年半、
ふと考える「ベトナムらしさ」。

北に長い独特の国土を持つベトナムは、
その長い歴史の中で数多の王朝が興亡の歴史を繰り重ね、
北部・中部・南部で異なる文化圏の都市国家が形成されました。

「海のシルクロード」の拠点として繁栄を極める一方、
大国から侵略をに抵い続けた歴史はベトナム人の強い愛国心を育み、
植民地下で強かに先進国文化を享受した背景が独自の美しい文化を豊潤にしました。

数奇な歴史の上に形成されたベトナムの各都市は、
古今東西の多彩な文化が交差する独特の景観をもち、
そこでの生活は、実に多様性に富んだ「ベトナムらしさ」に出会うこと出来ます。

今回は、私がベトナムで出会った「ベトナムらしい景色」を紹介したいと思います。

①水田を耕す水牛とノンラーをかぶった少年

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私が思い描くベトナムがまさにこれでした。
緑香るライステラスの中を、少年をのせた水牛がゆっくりと闊歩する。
そののどかで心癒される景色が、私に心に郷愁の気持ちを起こさせてくれます。

メコンデルタの豊穣な恵みを受けたベトナムは、世界屈指の穀倉地帯。
ホーチミンやハノイから郊外に出れば、青々とした稲穂が風にそよいでいます。
圧倒的な自然と共存する生活にこそが、ベトナム人の逞しさと穏やかさの由来です。

②バイクの渋滞

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日本からの旅行者が、まず最初に驚くのがこのバイクの数。
都市部に住む成人の8割がバイクライセンスを所有しているベトナムは
どこを見てもバイク、バイク、バイク。
老若男女問わず、全員がバイクを乗り回すのがベトナムの風景です。

2人乗りは当たり前、前後に子供を抱えて
3人乗りや4人乗りも当然のようにいるのだから、
旅行者もついつい夢中になってカメラのシャッターを切ります。

これだけのバイクの数に、車やシクロが行き交う道路はとてもカオス。
よく事故が起きないなぁ、と関心するほどお互いに譲らず我が物顔で進みます。

バイクをすり抜けて道路を横断できて初めて
胸をはってベトナム生活に馴染んだと言えます。

③朝の風景

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ベトナムの朝は早い。
太陽が昇るか昇らないかくらいの時間から鶏が鳴き声をあげ、
売り子の元気の良い掛け声とともに、街が目覚めます。

そこかしこに屋台が立ち並び、
あちらこちらから美味しそうなスープの香りが漂ってきます。
出勤前にお洒落をした若い女性も、身なりの良い社長のような男性も
プラスチックの椅子に座って、フォーやコムをかきこみます。

見ず知らずの人達が、一つの席を囲んで朝食を食べる。
それがベトナムの朝の風景なんです。


④アオザイ

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世界で最も女性の魅力をひきたたせる民族衣装「アオザイ」。
アオ(Áo)は「上着」、ザイ(dài)は「長い」を意味し、
風になびくエレガントなシルエットが魅力です。

その時代のベトナムファッションを映すと言われているアオザイは、
時代ごとにデザインも様々。
少し裾が短い最先端のモダンスタイルや、蓮の花を刺繍したシックで
大人のデザインなど、好みもはっきりしています!

今ではすっかり見なくなったアオザイ女性。
それでもパーティーなどで出会った女性の美しいアオザイ姿に
ハッと心を奪われることもしばしばあります。

⑤街の風景

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ホーチミンの街を歩くと、このベトナムという国の歴史の形を
肌で感じる事ができるのではないでしょうか。


アジアの喧騒が入り交じる雑多な街並みの中に、新しく開発が進む高層ビル群が建設され、
折り重なるように中華風の仏教寺院やフレンチコロニアル建築が自然に溶け込む、
そんな不思議な光景が広がっています。

遥かなる歴史の時間が今の一瞬に凝縮され多様な文化が交差する街の風景に出逢えば、
なぜこの街が世界の旅人に愛されるのか、少しわかる気がします。

Nguyen Hue通りを抜け、リバーサイドエリアのTon Duc Tan通りを歩けば、
頬にはここちよいサイゴン川の風が。
悠久の時を刻むベトナムの歴史に想いを馳せるタイムトリップをお楽しみください。

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以上となります。
残念ながら、私は5年半過ごしたベトナムを
今月で去り、日本に帰国します。

それでも住めば住むほど、知れば知るほど大好きになったベトナムは、
私にとってかけがえのないアナザースカイです。

日本にいるときから妙にベトナムの喧騒感とフォーの味が恋しくなり、
タンソンニャット国際空港についた時の熱気と混沌に落ち着きを感じる。
いつしか日本から帰ってくた時、自然と「ただいま」と思うようになった時から
私はベトナムに

今なお大きな躍進を遂げるベトナムは、このあと5年,10年先にまた大きく変わり
「ベトナムらしさ」も変わっていることだと思います。

そのときには、旅行者気分で新しくも懐かしいベトナムの魅力に出会いたいな。

それでは皆様、引き続き、HISベトナム支店、
そしてベトナム旅ブロをよろしくお願いいたします!

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