
こんばんは!本日のブログナビゲーターも
impresso添乗員 増田 由紀です。
ブログナビゲーターの紹介
impresso添乗員
増田 由紀【MASUDA/YUKI】
得意エリア:イタリア・フランス・カナダ
添乗ポリシー:いつも笑顔で!!
常にお客様にご満足いただけるサービスを!
ご紹介しているのは2009年6月からコースをリニューアルした
です。
本日は第3話。行程2日目で訪れる都市のご案内の後編です。
今日はロワール渓谷の古城をご紹介します。
★シャンボール城
面積5500ヘクタール(1665万坪)という広大な庭(大部分が狩猟林)の中にあります。
この広さは数字だけではピンときませんが、わかりやすく言うと、山手線の内側と同じくらいなんです
今でも多数の猟鳥獣が生息しており、フランスの大統領が国賓を接待するときなどに狩猟を催すことがあるそうです。
城の特徴としては、よくみると左右対称ではなく、子供の積み木遊びのような、屋上にありとあらゆる形をした塔をびっしり並べた感じです。
(下記の2枚の写真からも屋根の部分にたくさんの積み木を乗せたような感じがわかります)
館内は、レオナルド・ダ・ビンチが知恵をかしたのではと言われている石造りの2重螺旋階段が有名です。ここをのぼりおりする人たちは、お互いに相手の姿が見えず、途中ですれ違うこともありません。
今回は入場ではなく外観観光のみですが、次回機会があったら是非内部も見学してみてください。
正面から↓
裏側から↓
(でもこっち側の写真の方がパンフレットなどにはよく使われます)
★シュノンソー城
ロワール川の支流シェール川にかかる橋のような形になっているので「橋の上の城」とも言われています。
この城が、昼ドラみたいなドロドロした物語があるお城。
16世紀当時のフランス国王アンリ2世には、イタリアのメディチ家出身の妃、カトリーヌがいましたが、アンリ2世には20歳も年上の愛人ディアーヌがいました。
奥様カトリーヌがいるのにアンリ2世は年上愛人ディアーヌとべったり。
しかも、カトリーヌは貴族の出身ではなく、イタリアの金融業で力をもったメディチ家の出身なので、貴族のマナーやしきたりがわからず、それを教えるのが母親ほど年の離れた自分の旦那様の愛人ディアーヌ。
さらに、カトリーヌが産んだ子供の教育にも関わるディアーヌ・・・。
カトリーヌは姑みたいな愛人に旦那も子供も取られうんざりですよね・・・。
で、結局、夫アンリ2世が急死したとき、愛人ディアーヌをショーモン城というロワール川沿いの別の城に追いやりました。
(そもそもみんなで住んでいた城であるシュノンソー城が、アンリ2世からディアーヌへプレゼントしたものでした・・・)
・・・すこし現代の昼ドラ風に紹介しましたが、簡単に言うとこんな物語なのです。
お庭側から見たお城↓
この写真をみると橋の上に建物があるのがわかりますよね↓
城の横に広がる2つの庭園のうちの1つです↓
シュノンソー城は内部も入場見学します。日本語のパンフレットもあり親切
見学後は、ワインテイスティングも行います。ロワール地方のワインもありますので、お楽しみに
ロワール地方にはたくさんの古城があります。
シャンボール城からシュノンソー城に行く間、今回は車窓からメナール城、ブロワ城、、ショーモン城を見ることができました。(※但し通る道により見えないこともあります。見えてきた場合は車内でご案内します。)
ツアーの場合はコースによって行くお城もさまざま。
今回の気軽にフランスでは、メジャーな2つのお城を訪れましたが、アンボワーズ城やユッセ城に行くツアーもあります。
是非機会がありましたら古城めぐりを楽しんでいただければと思います。個人でレンタカーを使い訪れる場合は、予め歴史的背景を勉強していくと面白いですよ~!
それでは次回のブログでは、モン・サン・ミッシェルをご紹介します
お楽しみに
※掲載のツアー内容・現地情報等は掲載日現在のものとなります。