
impresso添乗員 雨川和世 です
今回はイギリスの旅をご案内いたします
本日は湖水地方をご紹介。
湖水地方とはイングランド北部に広がるキレイな山や湖が点在する地域のことです。
湖は氷河谷にできたものなのでみな細長い形をしています。
この地方を広く世に広めたのは詩人トーマス・グレイ。1769年に『湖水地方日記』を発表しました。
湖水地方出身の有名人としては、ピーターラビットのお話の作者でありますビアトリクス・ポターや湖水地方の詩人であるワーズワーズなどが有名です。
今の時期、湖水地方をドライブしていると美しい赤や黄色の木々に囲まれ、黄葉を楽しむことができます。
イギリスにはあまり高い山が無い為、トンネルも殆ど有りません。湖水地方で一番高い山はスコーフェル・パイク(977m)です。一番高い山でもスコットランドのベン・ネヴィス(1344m)です。次々と出てくる湖や羊たちを眺めていると本当に心が癒されますよ。
湖水地方の見所はやっぱりヒルトップ。ポターがかつて住んでいた家。彼女が遺言に残した通りに並べられたインテリアやポターのイラストに出てくるとおりの家具、窓、階段等がきちんと残っています。今にもピーターやアヒルのジマイマさんや子猫のトムが出てきそうです。
湖水地方ではウィンダミア湖のクルーズやSL機関車なども楽しむ事ができます。
湖水地方は小さな町が点在しています。公共交通機関も少なく、移動するのが大変。やはり添乗員付きのツアー、impressoで行くことをお薦めします
ウィンダミア湖に点在する村の中でも、クルーズ船の発着地であり観光客が多く,お店も多い素敵な街があります。『ボウネス』と言う街です。この街にはポターのキャラクター達がたくさん展示されているアトラクションがあるので是非一度訪ねてください。ピーターと一緒に写真も撮れますよ。
ボウネスの街にはポターがお母さんのために購入した素敵なお屋敷があります。現在ではリンデス・ハウというホテル、レストランになっています。もちろん泊まる事もできますし,お食事だけ楽しむ事もできます。お庭もとっても素敵なので是非ゆっくりとランチなどはいかが?
ポターも半年暮らしていたリンデス・ハウ
リンデスハウのお庭
イギリスにはマナーハウスと呼ばれるかつての貴族などの館を改装したホテル,レストランがたくさんあります。田舎の小さな村などにもありますので是非一度はマナーハウスに行ってみて下さい。impressoではマナーハウスでのアフタヌーンティーを楽しむ事ができます。
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マナーハウスの外観。
下の写真はチェスターの街のマナーハウスの化粧室。さすがマナーハウス,化粧室もとってもかわいい。
アフタヌーンティーとはだいたい午後の3時過ぎぐらいから始まる素敵なティータイム。サンドウィッチ、スコーン、ケ-キなどをゆっくりと語りながら食べます。紅茶が美味しいイギリスならではの素敵な習慣ですね。
イギリスには約2000年前のローマ時代に作られた街も多くあります。
中でもお勧めはチェスター。木組みの建物が多く、またロウズと呼ばれる2階建てのアーケードがとってもオシャレ。雨が降っても気にせずお買い物を楽しめます。
旧市街は城壁で囲まれています。北と東にはローマ時代の城壁が残っています。城壁の上をお散歩するのも楽しいですね。城壁があるということは必ず城門があるということです。この街の城門、特に東にあるイーストゲートには時計塔があり、街のシンボルになっています。イーストゲートの近くには多くのお店があり、ローマ時代の歴史を感じながら現代のイギリスらしいショッピングを楽しむことができます。
チェスターでの過ごし方で是非お勧めしたいのは大聖堂に行くことです。もちろん歴史的価値も高く、観光としてもお勧めですが、私がお勧めしたいのは大聖堂の中でお茶をすることです。大聖堂、宗教的に神聖な場所、というのはもちろんのことですがここイギリスでは教会を利用したカフェ、レストランなどがたくさんあります。チェスターの大聖堂も例外ではなく、なんと大聖堂内にカフェがあるんです。ステンドグラスが輝く素敵な場所でちょっとティータイムを楽しんでみてはいかが?
湖水地方やチェスターの街、いかがでしたか?
次回はコッツウォルズの小さな村をご案内します
※掲載のツアー内容・現地情報等は掲載日現在のものとなります。