ズドラストヴィーチェ(こんにちは!)
IMPRESSO添乗員の倉橋です。
お客様アンケート評価平均4.2点(5点満点)の大人気コース、
「初めてのロシア6日間」に行ってまいりました。
前回のサンクトペテルブルク編に続いて、
今回はロシアのお料理と、旅の後半に訪れるモスクワを紹介します。
ロシアのお料理といえば、ボルシチ(赤カブのシチュー)やピロシキが有名ですが、
もうひとつ、ご紹介したいのが「ビーフストロガノフ」。
牛肉をサワークリームで煮込んだ、ロシア発祥の一品です。
日本人の我々のために、付け合せがご飯なのも嬉しい![]()
ビーフストロガノフができた当時、ロシアでの牛肉の調理方法は「焼く」のみ。
ステーキのようにして、ナイフとフォークで豪快に食べていたそうです。
しかし、ある日、1人の公爵が戦争で利き手を失ってしまいました。
牛肉が大好物だったこの公爵、腕1本ではお肉を上手に食べることができません。
そこで、スプーン1本で食べられるよう、公爵お抱えの料理人が、
細かくした牛肉を煮込む料理を発案しました。
この公爵の名前が「ストロガノフ」。
「ビーフ・ストロガノフ」誕生の瞬間でした![]()
今でも、サンクトペテルブルクの一等地に彼のお屋敷
(現在は「ビーフストロガノフ」を提供するレストラン)があります。
エルミタージュ美術館には、彼の肖像画が飾られていました。
なかなかのイケメン![]()
他にも、お客様からとても好評だったのが「キエフ風カツレツ」。
チキンカツにナイフを入れると、中からバターがとろりと溶け出します![]()
このコースは、毎日ロシアの名物料理付き![]()
食事の際は、
ウォッカやコケモモのジュース、
「黒パンジュース」など、ロシアの飲み物もオススメです![]()
黒パンジュースは「クワス」と呼ばれ、
ロシアでは夏に飲まれるB級ドリンク(屋台で売っていることもあります)。
黒パンを発酵させて作る微炭酸な味わいは、
お客様によって好き嫌いが真二つに分かれるシロモノでもあります…![]()
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さて、ツアーの後半は首都モスクワを訪れます![]()
まずは、大統領官邸が建つ、世界遺産の「クレムリン」へ。
ここでは、ロシア代々のきらびやかな財宝を展示した「武器庫」や、
代々の皇帝が戴冠式を行なった「ウスペンスキー寺院」に入場します。
いずれも内部は撮影不可のため、写真を載せられず残念です。
ウスペンスキー寺院は、
地味な外見からは想像が難しいですが、
内部の壁一面に500年以上前に描かれたカラフルなフレスコ画
(1000人のお坊さんが描いたそうです)が残っており、
度肝を抜かれること間違いありません![]()
ぜひ、足を運んでご覧になってみてください。
かつてロシア正教の総本山だった「ウスペンスキー寺院」
冬の大雪が積もらないように、ロシアの教会は丸屋根が多いですね。
そして、モスクワと言えば、世界遺産「赤の広場」。
しかし、この日はまさかの全面閉鎖…!!!
ロシアの祝日直前で、
急きょ軍事パレード準備のため、広場には一歩も入れませんでした。
誰もいない赤の広場…仕方ないとはいえ、残念です。
老舗の「グム百貨店」も、広場に面した出入り口はクローズ。
いつもは観光客や地元の人で溢れ、
華やかな気持ちにさせてくれる店内の噴水(日本の「桜」をイメージした飾りつけ)も、今日はどこか寂しげ…![]()
それでもなんとか、皆さんが楽しみにされていた「聖ワシリー寺院」は激写に成功!
広場の外から裏手に回りこみ、ご覧の写真が撮れました。
このコースは、モスクワを夕方に出発する便で日本へ帰るので、
最終日も、市内の写真ポイントを巡ったり、
地元の人が行くスーパーマーケットにも立ち寄ります。
今回はお天気に恵まれ、「ノボテヴィッチ修道院」では、
絵葉書のような写真が撮れました![]()
いかがでしたか![]()
もうすぐ白夜の季節となり、ベストシーズンを迎えるロシア。
コンパクトな日程で、お得さ重視の方には「初めてのロシア6日間」。
せっかく行くのだから、じっくりしっかり観光したいという方には
「ロシアハイライト8日間」。
インプレッソでは2種類の魅力あるコースを用意してお待ちしております。
今年の夏はジメジメの日本を飛び出し、涼しく爽やかなロシアで過ごしましょう!!
皆様のご参加をお待ちしております![]()
添乗員*倉橋*
※掲載のツアー内容・現地情報等は掲載日現在のものとなります。


テーマ: ヨーロッパ【ロシア】



















