こんにちは。
本日は、ちょっと前にポーランドで盛り上がった話題をお届けします。


ポーランドの首都ワルシャワには色々なユニークな名前の通り(小道)があります。
「ショパン通り」「キュリー夫人通り」「コペルニクス通り」
などポーランドの偉人の名前がついたものをはじめ、
「革命のエチュード通り」といったショパンの名曲の名前の通り、そして、
看板がとってもかわいい「くまのプーさん通り(ul Kubasia Puchtka)」
というものまであります。
(どんな看板かはGoogleマップのストリートビューで検索してみてくださいね。)

こういった通りには市民の声によって作られたものもあり、
ワルシャワ市内には、The Beatles のメンバーであった
ジョン・レノンやジョージ・ハリスンの名前がついた通りもあるんですよ。
「ジョンレノン通り」には今でも、ファンによりお花や写真がたむけられています。

さて、このワルシャワに先月、新しい通り(小道)が出来ました!
その名も「フレディマーキュリー通り(Aleja Freddiego Mercury's ego)」

Photo_4
名前の綴りは、ポーランド語表記になっていますが、
そうです、日本でも映画で人気が再燃した、あのQueenのボーカリストであった
フレディマーキュリーです。

この通りは、上記の「ジョン・レノン通り(ul Johna Lennona)」や、
「ジョージ・ハリスン通り(Aleja George'a Harrisona)」にも近い、
各国の大使館が集まる閑静なエリアにあります。


日本大使館の裏手、イギリス大使館とスペイン大使館の間の約100mの通りが
「フレディマーキュリー通り」と名付けられました。

100m 写真の右がスペイン大使館、左は英国大使館。
Googleマップにもすでに通りの名が反映されています。

先月、フレディマーキュリーの命日である11/24に合わせたタイミングの
11/22に盛大に行われた、この通りの看板の除幕式には、
地方自治体の代表者だけでなく英国大使も駆けつけ、テレビや新聞でも大きく報道されました。


その直後から早速、何人かのファンによるこの「新ゆかりの地」
の写真がSNSなどにも上げられています。

では、ここはフレディにどんなゆかりがあったのでしょうか。

実はフレディはポーランドには訪れたことはなく、これは、
Queenのファンでありジャーナリストであったピョートル・オトブスキ氏のアイデアを
ポーランドのQueenのファンクラブが支持して署名活動をし、
それをワルシャワ市議会が応援する形で約10か月ぐらいかけて実現に至ったそうです。

とても寛容で温かい国、さすが音楽の国ですね!

この通りの近くには運河が流れていてとても絵になる景色が見られます。

Photo_5
また現代美術博物館(ウヤズドフスキー城)もあるので、
時間がある方はこの、実はQueenにはゆかりのない「新ゆかりの地」を散策して
音楽の国ポーランドを違った角度から感じてみてはいかがでしょうか。
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※掲載のツアー内容・現地情報等は掲載日現在のものとなります。

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    2024.12
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