こんにちは!
皆さんは、北欧といわれるとどんなイメージが浮かびますか?
「北欧?どこも一緒でしょ?昨年フィンランドに行ったからもう十分!」
という方もいらっしゃると思います。
実は、北欧5ヶ国(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、アイスランド)
の国々は、実際行ってみると街並みのイメージは全然違い「次回は一つ一つの国を
ゆっくりと訪れてみたい」という感想もよく聞かれます。
本日はそんな北欧の中でも最大の都市、ストックホルムをご紹介します。
↑ストックホルムの街並み(C)Imagebank Sweden
ストックホルムはスウェーデンの首都、この夏羽田からいよいよANA直行便が就航
することで注目を浴びています!
毎年12月にノーベル賞の晩餐会が行われることでも有名ですね。
そのノーベル賞の母国スウェーデンには、ノーベル賞を感じる
ことができる観光地がいくつかあります。
その代表的なものがストックホルム市庁舎。
約100年の歴史を持つ宮殿のような建物で、中でも
ノーベル賞晩餐会の会場になっている大広間ブルーホールと、
1800万枚の金箔モザイクで飾られた黄金の間が見学のハイライト。
↑ノーベル賞の晩餐会(C)Jeppe Wikstrom
実際、晩餐会の映像でよく見る、あの大階段をのぼりながら見学する、
という見学順路になっています。
せっかくだから、その歴史や意義についてしっかり学んで帰りたい、
もっとノーベル賞を感じたい方には、ノーベル賞博物館もお勧め。
ストックホルムの旧市街、ガムラスタンの中心部にあるノーベル博物館は
18世紀に建造された当時の面影を残す、歴史ある建築物として有名ですが、
内部は現代風の作りになっています。
ノーベル賞博物館では、ガイドツアーやビデオ、様々な資料を通してノーベル賞、
並びに創立者であるアルフレッド・ノーベルについて詳しく知ることが出来ます。
寄贈品、展示、映像からノーベル賞受賞者の生活や研究をのぞいてみましょう。
↑ノーベル博物館(C)Staffan Eliasson
時間がない方には館内のレストラン、ビストロ・ノーベルだけの訪問もお勧め。
ここでは、ノーベル賞晩餐会で出されたデザートを食べることもできます。
椅子の裏には、歴代の受賞者の直筆のサインが書かれているので、
レストランでは、ぜひ椅子の裏を覗いてみましょう。
その中でも、1989年にノーベル平和賞を受賞したダライ・ラマ14世の
サイン入りの椅子や、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した
山中教授のサイン入りの椅子は天井から吊るしてあります。
なぜ天井からつるされているのか、気になる方は、その理由を店員さんに
聞いてみてください。
ちょっと笑える答えが返ってきます。
ストックホルム市庁舎や、ノーベル博物館にはギフトショップもあり、
実際のメダルに似せた「ノーベルチョコ」が人気のお土産として有名です。
ストックホルム市庁舎で売られているものと、ノーベル博物館で売られているものは、
ぱっと見では、一緒に見えますが、実は模様も味も違うんです。
どのように違うのか、をここで全部書いてしてしまうと面白くないので、
ぜひ実際に行って買って比べてみてくださいね。
※掲載の現地情報等は掲載日現在のものとなります。