美術館
2006.08.28
イタリアの美術館や展示会では「好評」につきイベントの期間が延長されることがしばしばあります。次の展示会までの準備期間なども考えると、十分延長ができる余裕があるので、「最初から延長の予定」で日程を組んでいるのではという気もしますが。ということで、ローマ・ボルゲーゼ美術館で開催されていた「ラファエロ展」は8月27日で閉展の予定でしたが、「好評」のため会期延長が決定。既に会期終了間際となった8月後半は予約が殺到。それに対応するためにボルゲーゼ美術館では通常の開館時間を延長していましたが、もともと完全予約制による人数制限を行っていて(2時間の見学時間で360名限り入場)、それを上回る予約の数を捌ききれない状態。
この「大好評」を受けて、ラファエロ展が9月10日までの延期が決定。
火・水・日は通常通り9:00-19:00の開館、休日である月曜日も特別開館で13:00-19:00、木・金・土は23:00まで開館時間を延長して、できるだけ多くのリクエストに答えられるように対応中です。
常設展だけでも見どころがいっぱいのボルゲーゼ美術館に世界各地からラファエロの傑作を集めた特別展。ちょっぴり涼しくなって「芸術の秋」をほのかに感じ始めたイタリアで名作・傑作を堪能して下さい。
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