イタリアに旅行に来て観光もそこそこに、観光客のみなさんの頭の片隅から離れないのがお土産のことではないでしょうか?
どこかで買おうと思っていたのに、帰る間際になってようやく慌てることもしばしばなのでは?
そんな時、個人的にお勧めなのは本です。
イタリア語は誰にも全然分からないからお土産には不向きではと思われるかもしれませんが、デザインやインテリア、ファッションに関する本ならイタリア語が読めなくても十分楽しめます。絵本もオススメです。
ファッション、デザインの国イタリアでは、さすがにこれらの分野の本が豊富です。
またイタリアの風景を映した写真集もとても素敵!こちらも沢山種類が出ています。古き良き一昔前のミラノの写真を集めた写真集などは、ぱらぱらと眺めているだけでもその時代にタイムスリップしたような気分になり、ミラノのお土産としてとても喜ばれるのではないでしょうか。
チェントロ(中心市街地)にはいくつかの大型書店がありますが、活字中毒
の私が好きな書店は、なんと言っても「HOEPLI」(「ウープリ」、Via Hoepli Ulrico,5)
まずここはCDやDVDなどと一緒に売っている他の大型書店と違い、地下1階から地上4階まで建物全てが本屋さんというまさに正統派の書店。ここは本好きなら深呼吸してしまうような、書籍特有の匂いがむーっと充満しています。
店員さんも本当に本好きそうな人ばかりでとても詳しくて丁寧。何か質問するとすごくプロフェッショナルな答えが返ってきたりします。 店の奥には本が山のように無造作に積み上げられていて、ほとんどがチェーン店でどこもぱっと明るい日本の大型書店とは一味違う図書館を思わせるような湿ったような文科系の雰囲気が漂っています。
イタリア語が分からなくても、日本で本が大好きな方なら、うろうろしているだけでも、きっと時間を忘れて楽しめる空間です。
ドゥオーモからも歩いてすぐですので、少し時間が空いたりしたら、ぜひ寄ってみて下さい。
ちなみにミラノ市の
中央図書館はチェントロに程近いCorso di Porta Vittoria 6にあります。パラッツォ・ソルマーニPalazzo Sormaniという16世紀に作られた歴史ある優雅な建物が使われており、本好きでなくとも一見の価値があります。
誰でも自由に図書館の中に入れるので、ぜひこちらものぞいてみて下さい。
もし本好きの方なら、町の喧騒から突然抜け出たようなそのひんやりとした独特の空気に、さらにわくわくすること間違いなしです!
記事写真提供:特派員川西さん
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投稿: PINKO -2008年2月 5日 (火) 04時45分
■私も買いましたよ!
私も以前旅行に行ったとき買いました!まったくイタリア語なんてわからないのですがなんか、かっこよくって -
投稿: his-rome -2008年2月 5日 (火) 10時00分
■>PINKOさん
ちょっと重いかもしれませんが、写真集はつい買いたくなります。イタリア語はわからなくてもインテリアとして「見せる収納」にも使えます!!そうして毎日眺めているうちに、イタリア語もなんとなくわかるようになるのです!!